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「もう、だからくっ付くの嫌やってん。」
言いながら廉は、恥ずかしそうに俺の腕から逃れようとする。
それを逃がさないように、ぎゅっときつく抱き締めた。
「あっ、駄目やって･･･んんっ･･･。」
腕の中に閉じ込めた廉の身体を、上から順にキスしていく。
「んんっ･･･ふっ･･･。」
廉の顔を横に向けてその唇を塞いで、もう片方の手で、耳や首筋を撫でてそのまま下ろしていく。
「んっ･･･んぅっ･･･。」
逃げようとする廉の身体を、脚で挟んで動けなくした。
「んんっ･･･んーっ･･･。」
小さな廉の乳 首を、さっきの悪戯とは違って、今度はしっかりと意思を持って触れる。
廉の乳 首って小さいから、ちょっと抓み難いんだよね。
しっかり感じさせて勃たせなきゃ駄目なんだ。
しっかりって言っても、ちょっと触れるだけで廉はすぐ感じちゃうから。
ちょっと廉は敏感過ぎるんだよね。
ベッドの上では俺が触れる度に、ビクビクとめちゃくちゃ身体を跳ねさせて。
真っ赤に目を潤ませて、息も絶え絶えに感じ過ぎる程に感じて。
ほんと、時々自分が苛め過ぎたって、可哀想になる位。
そして、小さな乳 首を弄って、そのまま手を下に滑らせる。
「やあっ、あかんっ。」
そこにそっと触れたら、廉に手を掴まれてしまった。
「はあっ･･･も･･･あかん･･･。」
「廉･･･もっと触りたい･･･。」
もっと俺の手で感じる可愛い廉を見たくて、真っ赤になった廉の耳にそっと囁いた。
「あかん･･･はっ･･･
確かに、このままだと廉は逆上せちゃいそう。
でも、今すぐ廉を抱きたくて、その手を止める事が出来なかった。
「あっ･･･も･･･駄目ぇ･･･はあっ･･･しょおっ･･･ベッド･･･連れてってぇ･･･？」
トロンと真っ赤に潤んだ瞳を蕩かせて。
少し上擦った舌っ足らずな甘い声で、俺の頬を撫でながら、耳に息を吹き込む。
「廉っ。」
その様子に堪らなくなって、ザバッと廉を抱き締めたまま一緒に立ち上がり、そのまま浴室を出る。
「あっ、待って！」
「ヤダ！待てない！」
廉が止めるのを振り切ろうとする。
「あかん！トリートメント流してん！」
「あ、もーっ！」
二人共トリートメントしたままだったのを忘れてた。
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年11月6日 0時
