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「玄樹の事が好きだ。俺の恋人になって？」
「え？」
ある日突然神宮寺からの告白。
でも、きっとそれは間違いで。
「ごめん･･･俺達きっと一緒に居過ぎたんだね。俺が神宮寺に頼ってばっかりだから･･･だから神宮寺は勘違いしちゃって･･･。」
「何言ってんの？勘違いじゃないよ？俺は玄樹の事が好きなんだ。ずっと玄樹の事が好きだった。きっと、初めて会った時から･･･。」
俺達が初めて会ったのはジャニーズに入所した日･･･神宮寺の誕生日の日。
「そんな･･･そんなの･･･俺が女みたいな顔してたから？発作ばっかり起こして神宮寺に頼りっぱなしで･･･優しい神宮寺は弱っちい俺の事を放っておけなかっただけだよ。」
「違う！･･･そりゃあ初めは可愛い顔してんなって思ったよ？でも、玄樹は全然弱くないじゃん。芯が強くて、病気にも負けないようにアイドルになる為に必死に努力して戦って･･･玄樹は他の誰よりも強いよ･･･俺なんかよりもずっと･･･。」
「神宮寺･･･。」
神宮寺がそんな風に俺の事を思ってるなんて知らなかった。
心の弱い俺を優しい神宮寺は仕方なく守ってくれてるんだとばっかり。
そんな神宮寺に俺は甘えてばっかりで･･･。
「これから先もずっと･･･俺は玄樹の傍に居たいんだ。ずっと傍で、玄樹が笑ってるのを見ていたいんだ。だからお願い。どうか俺を玄樹の恋人にして下さい。」
気付いたら涙が溢れていた。
だって･･･俺だって神宮寺が好きだったから。
ずっと守って貰って、優しくされて･･･。
俺の事を面倒だと言わずにずっと傍に居て支えてくれて。
もう神宮寺が傍に居ないと不安になってしまう位。
俺はとっくの昔に神宮寺の事を好きになっていたんだから。
「ああ、泣かないで？苦しくなっちゃうだろ？」
そう、あんまり泣いちゃうと発作を起こしてしまう。
そっと神宮寺の手が優しく頬に流れる涙を拭ってくれて。
「ごめんね？俺が変な事言ったから･･･玄樹を困らせたい訳じゃ無いんだ･･･ただ･･･玄樹と恋人になって･･･今迄よりもっと玄樹の傍に居て、これから先もずっと玄樹を守ってあげたいって･･･。」
「そんな･･･そんなの･･･駄目だよ･･･だって･･･神宮寺には俺なんかよりもっと･･･神宮寺を幸せにしてくれる人と一緒にならなくちゃ･･･俺なんかじゃ･･･。」
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弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んでいただき有難う御座います。リクエスト作品UPしましたのでご覧下さい。『Home Sweet Home ３６』『Illness of love』です。ご要望いただいた内容になっているか不安ですが、読んでいただければ幸いです。宜しくお願いいたします。 (2022年6月2日 1時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 全然いつになっても大丈夫です！はい！ありがとうございます！ (2021年10月23日 0時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います！応援有難う御座います！励みになります！関ジュ時代の紫耀廉ですね？只今リクエストが込み合っておりますので、気長にお待ち頂けたら幸いです。(^^;) (2021年10月22日 20時) (レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - こんにちは、すごく素敵なお話、楽しく読ませてもらっています！もしよければ、関ジュ時代の紫耀廉のお話何か書いていただきたいです…!全然気が向いたらでいいので！これからも更新応援しています^^ (2021年10月18日 23時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年10月7日 0時
