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「廉？ちゃんと温まってる？熱過ぎない？」
「ん、大丈夫。この入浴剤ええ匂いやな？」
「ん？そうだね。何か身体の芯から温まる効果があるって書いてあった。」
「へえ･･･。」
そう言えば、
紫耀がお湯を張る時に入れてくれてたんやろうけど。
その後紫耀は俺をただ抱き締めてるだけで、それ以上の事は何もせんかった。
紫耀のちょっと熱くて硬くなったのが俺のお尻に当たってたけど。
いつもみたいにそれを俺に意地悪く擦り付けたりもせず、普通に二人で会話するだけで。
その内初めは硬かった紫耀の熱も少し治まっていったみたいで。
ゆっくり湯船に浸かれて、おかげで身体もだいぶ温まった気がする。
「そろそろ出ようか？逆上せるといけないし。」
「あ、うん。」
今日は時間もあるから、いつもみたいに焦って風呂場で始めんでもええとか思ってるんかな？
浴室を出れば紫耀がバスタオルを広げて待っていて、俺の身体を拭いてくれた。
ほんまにまるで子供みたいやな。
甲斐甲斐しく俺の世話を焼いてくれる紫耀に全部任せてしまう。
Tシャツとスウェットに着替えると、ドライヤーを持った紫耀に連れられリビングのソファーに座らせられる。
「はい、これ飲んで？」
「ありがと。」
渡されたのはスポーツドリンク。
こんなの家にあったっけ？
「腹減ってない？俺色々買ってきたから。」
「え？いつの間に？」
気付けば紫耀は飲み物なんかが入ってる袋を冷蔵庫から出してきて。
「ふふっ、廉が車で寝てる間にお店寄って買ってきた。」
「全然気付かんかった。」
「ぐっすり寝てたからな。起こすの可哀想だと思って俺だけで行ってきたんだ。廉、よっぽど疲れてたんだな。」
「ああ、まあ･･･。」
いや、ただ具合悪くて起きれんかっただけやろうけど。
一応現場で出た弁当で夕食は済ませたけど、熱っぽいし、風呂で汗を掻いたから飲み物は有難い。
そしてそのまま髪を乾かしてくれて。
いつもこうされると子供の頃を懐かしく思い出す。
あの頃は紫耀と恋人になるなんて思いもせずに、ただ甘えていた俺。
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弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んでいただき有難う御座います。リクエスト作品UPしましたのでご覧下さい。『Home Sweet Home ３６』『Illness of love』です。ご要望いただいた内容になっているか不安ですが、読んでいただければ幸いです。宜しくお願いいたします。 (2022年6月2日 1時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 全然いつになっても大丈夫です！はい！ありがとうございます！ (2021年10月23日 0時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - みみさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います！応援有難う御座います！励みになります！関ジュ時代の紫耀廉ですね？只今リクエストが込み合っておりますので、気長にお待ち頂けたら幸いです。(^^;) (2021年10月22日 20時) (レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
みみ - こんにちは、すごく素敵なお話、楽しく読ませてもらっています！もしよければ、関ジュ時代の紫耀廉のお話何か書いていただきたいです…!全然気が向いたらでいいので！これからも更新応援しています^^ (2021年10月18日 23時) (レス) id: d44d69cc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年10月7日 0時
