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「あんな？紫耀、よお聞きや？俺は妊娠なんかしてんよ？俺等に子供なんて出来ひんの。」
「え？何で？だってあんなに俺達愛し合ったじゃん。愛し合う二人には赤ちゃん出来るんだろ？だったら俺達にだって･･･。」
紫耀の瞳は真剣で、ほんまにそうなるんやと信じとるみたい。
「だから、俺等は男なんやから。幾ら愛し合ったって、セ ックスして中 出ししたって、男同士で赤ちゃんは出来ひんよ？」
紫耀だって分かってるやろうに、そんな筈無いんだからと宥めるように言い聞かせる。
すると、真っ直ぐに俺を見つめていた紫耀の瞳がゆらゆらと揺れ出して。
「そんな、そんなの･･･だったらどうしたら良いの？俺はどうしたら･･･。」
「紫耀？」
急に激しく動揺し出して。
「廉、子供大好きなのに。子供欲しいって言ってたのに。俺じゃあ廉に子供作ってあげられないの？やっぱり･･･俺じゃあ駄目なんだ･･･。」
ああ、そっか。
俺がまたインタビューかなんかで余計な事言うたんかな。
そんな分かり切った事を今更言うなんて。
だって、俺等は男同士なんやから。
どんなに愛し合っていたって、どんなにセッ クスしたって。
俺等に子供が出来る事は無いんやから。
「紫耀、それは･･･そんなん俺、ちゃんと分かっとるから。」
紫耀と付き合うと決めた時、俺は平凡な普通の家庭を築く事はないんやって。
俺はそれをちゃんと理解して、納得して、それでも紫耀と付き合うって決めたんやから。
「どうしよう･･･どうしよう･･･やっぱり終わりなのかな･･･俺じゃ駄目なのかな･･･。」
「紫耀？聞いとる？」
まるで俺の声が聞こえていないみたいにぶつぶつと呟き出す。
「やっぱり別れるしかないのかな。廉には幸せになって欲しいもん。子供が欲しいって廉が言うなら･･･俺は別れるしかないんだよな･･･別れるしか･･･。」
「お前、何言うとんの？」
俺に幸せになって欲しい？紫耀と一緒におる今が俺の幸せやのに？
勝手に俺の幸せを子供がおる事やと考えている紫耀に腹が立った。
別れる事が俺の幸せやと言う紫耀に腹が立った。
「だって、俺じゃあ廉に子供作ってあげらんない。俺じゃあ･･･廉の事幸せにしてあげらんない･･･。」
「紫耀、お前それ･･･本気で言うとんのか？」
子供が俺の幸せやって？俺がそんな事、本気で望んでるって？
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葡萄 - はい。そうです😀 (2021年10月9日 6時) (
レス) id: 3255ffb603 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 葡萄さん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います！紫耀君がメンバーとイチャ付く廉君に嫉妬で激しく･･･で、宜しいでしょうか？がっつり裏になると思いますが、リクエストが立て込んでいる為、気長にお待ち頂ければ幸いです。(^^;) (2021年10月7日 0時) (レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - しょうれんでしょう嫉妬でれんとメンバー皆バージョンとメンバーの誰かバージョンでイチャついてるのをみて嫉妬し激しく犯 すみたいです!しょうがれんのスボンの中に手を入れてメンバーに気づかれないようにみたいです! (2021年10月3日 8時) (レス) id: 3255ffb603 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 猫髭さん» 有難う御座います！いつも作品を読んで頂き、好きと言って頂けて本当に嬉しいです！凄く励みになります！これからもしょうれんと他にも書いていきますのでお付き合いくださいね。(#^^#) (2021年9月23日 19時) (レス) id: 4e1ff4eb0c (このIDを非表示/違反報告)
猫髭(プロフ) - 弥勒さんの書く小説やっぱりすごい好きです！しょうれんでも、そうでなくても。弥勒さんの書く紫耀君と廉君が大好きです！アップ楽しみにしています！。 (2021年9月22日 17時) (レス) @page30 id: 6dffadf1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年9月1日 0時
