１ I won't tell anyone.（しょうれん） ページ16
※この小説にはモブ女性、枕営業、LGBTQ等の表現がありますので、苦手な方はBACKでお願いします。
廉side.
「誰があんたみたいに誰とでも寝る女なんか。あんたなんか抱いたら俺のレベルまで下がるだろ。」
「何よ！その言い方！せっかく私が声掛けてあげたのに！」
俺等がよくお世話になっている雑誌社の出版周年記念パーティー会場。
各業界のお偉いさん達に一通り挨拶をして、そろそろ会場を出ようかという時。
紫耀の姿が見えないと思ったらこんな所で･･･。
トイレから続く廊下の突き当り。
階段の踊り場に探していた人物がそこに居た。
黒の光沢のあるスーツを身に纏い、ヘアスタイルをオールバックでかっちりと決めた紫耀の姿。
その姿は普段の天然な顔からは想像がつかないくらい、男の俺から見てもセクシーそのもの。
一緒に居る女の顔を見れば、業界ではヤリマンと評判のグラビアアイドルやった。
Gカップのデカいおっ ぱいが売りやったな。
色んなプロデューサーやスポンサーの社長なんかに取り入って、
自分で言うのも何やけど、一応アイドルとしてそこそこ人気のある
そんな俺等に近付こうとする人間は後を絶たない。
特に、グループのセンターを務める紫耀の人気は物凄くて。
テレビなんかで見せる天然発言で人懐っこい表情が沢山の人を惹き付けるんや。
そんな紫耀の彼女になりたいという女が山程近寄ってくる。
少しでも紫耀に近付けたならそれは一つのステータスになるんやろう。
大体が
一応メンバーも一人にならんようにしたり気を付けてはおるんやけど、紫耀は別の仕事で遅れて来たから俺等とは別行動やって。
挨拶が終わって紫耀もメンバーと合流しようと探しとったところなんやろう。
油断しとったんかな？マネージャーの目が離れて一人になった隙に捕まってもうたみたい。
「悔しかったら俺が唸る程手の届かないくらいのイイ女になってみろよ。待っててやるから。」
「え･･･あ･･･そんなこと･･･。」
あーあ、そんなん言うたら忘れられんくなるのに。
そうやってまた紫耀の沼に嵌まって抜けられんようになる女が一人。
本人無意識にそんな事を言うから質が悪い。
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李 - 弥勒さん» はいっ！！ (2020年10月1日 13時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» 『ベストジーニスト』もあるし、『国宝級イケメン』も１番になって国民的イケメンに廉君がなる事を祈りましょう。!(^^)! (2020年10月1日 1時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 廉に投票してきました〜！ (2020年9月30日 12時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - 弥勒さん» そうですね！笑 (2020年9月25日 10時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 李さん» きっと『メンバー内恋愛禁止』を守ってるんでしょう。二人とも真面目だから。(^^; (2020年9月25日 0時) (レス) id: 5f9a248b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年9月22日 0時
