マシンヌンキム家 ２

夢シリーズコワイ ページ32

あの、たまーーーに、

あ、今自分、夢を見ているなって分かることありませんか？















今、それなんです。

何故って、







JK「A、聞いてるの？」

JM「ふふ。何？ぼーっとしてる。可愛いなぁ。」




子どもたちが育ってるから。













コワイコワイコワイ。
この夢シリーズ本当に怖い。









『いいかい？君たち。君たちは私の夢の産物なの。だから私に逆らってはいけないんだ。勝手な行動は慎むよう…って、ぎゃっ！』

JK「うるさい。ここで大人しくしてて。」


軽々と私を持ち上げて、長い足と足の間に閉じ込める。


JK「ん。A、いい匂い。」



そう言って、私の首元に顔を埋める。
いや、それさ、３歳のジョングク君もよくやるけど。ちょっと違う…いや、だいぶ違う！！




JM「ヌナは、ジョングガの方が好きなの？」

『ええ！？』

JK「当たり前じゃん」


ふっと儚げな表情をするジミン君の色気に飲み込まれそうになって慌てて呼吸を繰り返す。





あんなにもちもち可愛いジミン君がこうなるの！？何を食べて育ったらそうなるの！？





『ああ、悲しいや寂しいや。私の可愛い坊や達はもうどこにもいないのね…。』

JK「なんで？ここにいるじゃん。」

JM「ぼくたち、ずっとヌナと一緒にいるよ。」

『いや、君たちもうとても可愛くはないよ…。可愛いっちゃ可愛いけど、目に入れても痛くないって程の可愛さからは遠のいてるよ。てなわけで、目を覚ますとするわ。』

「「えー。」」











ふん。











ふん。











？？

えーと、どなたか自力で夢から目を覚ます方法ご存知の方います？











JM「ねえ、ヌナ。こっち向いて。」

『え？』

JK「だめ。こっち。」

『ええ！？』


2人から顔面を掴まれあっちへこっちへ首を向けられる。

やめてよやめてよ！

目が回るって！






JK「ヒョン！いい加減離して！」








怒った表情のまま、顔を近づけてくるジョングク君に、身の危険を感じて、逃げようとするも、さすが夢。


身動きが取れない。





















かぷ












『！！ジョングク君！それはだめーーーーーーーーーって







…起きれたー。』





私のほっぺたに、眠ったままちゅうちゅう吸い付くジョングク君を見て、またしても変な夢を見たなとため息をつく。

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