魅惑の唇 ページ15
動物園へ皆で出かけた日から数日経ったある日のこと。
それは突然の出来事だった。
TH「ヒョンのバカ！！！ヒョンはテテのこときらいなんだ！！」
JN「そんなわけないだろ！？ただ、悪いことをしたら相手に謝らないとダメじゃんか！」
TH「もういい！！知らない！！」
JN「あ、こら、テヒョンア！！」
思い切り捨て台詞を吐いて、リビングを走っていったテヒョン君を見て、呆然とする。
ここにきてから、1番の親子(？)喧嘩に、私は何も言えずに見守ることしかできなかった。
一体何がきっかけでこんなことになったのか。
話は数十分ほど前に遡る。
＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
JK「ジンニョン、ねんねなの？」
『うん。…ね。ジンヒョン疲れてるみたいだから静かに遊ぼうね。』
JK「あい」
ソファーに横になり、すうすうと寝息をたてて眠る先輩を見て、2人で人差し指を口に当てる。
私がジョングク君に絵本の読み聞かせをするのをさっきまで一緒に隣で聴いていたけれど、いつのまにか眠ってしまったみたいだ。
先輩の仕事の忙しさは今も相変わらずで、だいぶ疲れてる様子だったから仕方がない。
JK「あ、テヒョニヒョン！」
タイミングを計ったかのようにリビングへとやってきたテヒョン君は、呼びかけたジョングク君へしーっとジェスチャーを送ると、そのまま先輩の元へトテトテと歩いていく。
また添い寝するつもりかな？
仲良いな〜と思いながら見つめていると…
ぶっちゅ〜
『え』
JK「？」
いきなり先輩のぷっくりとしたぷるぷるの唇に、彼自身の小さなお口を押し当てたのを目撃し、思わず間抜けな声がでる。
え？
いや、まじで、え？
『え、っとぉ？テヒョン君？今のはいったい…？』
恐る恐る尋ねた私に対し、得意げな顔を浮かべると、
TH「ぽっぽ！」
うんうん、そうだよね！？な答えが返ってくる。
『なななんで、今したの？』
TH「きょうね、ほいくえんでせんせーにしらゆりひめのえほん、よんでもらったの。ててがぽっぽしたらヒョンおきるかなとおもって。」
なるほど、おそらく白雪姫のことですな。
え〜。
理由はわかったけれど、なんって羨ましい！！
思わずテヒョン君の唇を凝視していると、不思議そうな顔をして首をかしげる。
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ミロ(プロフ) - たるぎさん» 独占欲強めのぐぅちゃん気に入っていただけましたでしょうか？(*^^*)こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます！(*^^*)続編もあるので、よろしければ！！( ´ ▽ ` ) (2020年4月24日 12時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 3歳児ぐうちゃんが大好きすぎて養いたいです、、(( ヌナは僕のヌナとか言われたらもう爆死です、、こんな素敵な作品ありがとうございます！ (2020年4月12日 13時) (レス) id: 02c334fcba (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - やまれさん» やまれ様 やまれ様〜！！！そんなこと言ってもらえると、ほんとに終わりたくなくなっちゃいます〜（ ; ; ）（意志弱）３も、お話めいっぱい詰め込んで頑張るので、どうか最後まで楽しんでやってください(´；ω；`) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - wakamilku__084さん» wakamilku様 ニヤニヤしてくださってるんですね？私にとってそんな嬉しいことないです…！(^ ^)わぁ、嬉しいお言葉！！数年後とかも書けたら楽しいかもですね！（私が）その時は是非見てやってください！(o^^o) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - バンタンさん» バンタン様 7くらいまで…！！続けたぁ〜い！！（笑）もう、そう言ってもらえることが嬉しすぎます！！本当にありがとうございます(*^^*) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年12月27日 21時
