DNA ページ31
そっと引き寄せられ、
きゅうっと抱きしめられて。
伝わってきたもう既に懐かしく感じる香りに目を閉じる。
背の高いジョングクに抱きしめられると私はすっぽり収まって、まるで守られているような感じがして、すごく安心するんだ。
JK「どうしよう、言いたいことがたくさんあり過ぎる」
『ふふ、私も。
帰ったら、たくさん話をしよう。
だから、今は』
JK「うん」
ジョングクから離れその顔を見つめると、こくんと頷いた彼と一緒に部屋を飛び出す。
『やばいやばい、出番まであとどのくらい！？』
JK「多分もう過ぎてます」
『まじ』
JK「大丈夫です。ジミニヒョンがスタッフに媚び売って時間稼いでくれてますんで」
『なるほど』
オッパ、おじさん受け良いもんね。
最終的に私の首が締まる未来は見えたけれど。
「えーん！Aー！
どこ行ってたんだよ！心配したんだぞ！」
『ごめんね、オッパ』
ステージ裏に付くと、誰よりも先に泣きついてきたマネオッパに何度も謝る。
『オッパ達も、すみませんでした』
NJ「いや、事情はなんとなくわかってるから。
また後で話をしよう」
ちょっとだけ泣きそうな顔をしたナムオッパがふわふわと頭を撫でてくれる。
TH「A！がんばろーね」
JN「失敗してもオッパがフォローするからね」
JM「ヒョン、じゃあ僕の時もお願いします」
JK「僕も」
JN「え？」
急に耳が遠くなったらしいジニオッパが私を抱えてホソクオッパやユンギオッパが待つ反対側の舞台裏へと向かう。
JN「ジョングクと仲直りできた？」
『帰ったらちゃんと話します」
JN「そう。許してあげなくてもいーよ。オッパが許すー」
『ふふ』
口ではそんなこと言いながらも、最後は良かったね。と私にほほえみチョコミントの妖精みたいな髪色をしたユンギオッパの所へ歩いていった。
HS「A」
『…オッパ』
優しい声に振り向くと、オッパがやっぱり泣きそうな顔をしていて。
『ナムオッパと同じ顔してます』
HS「さすがソウルメイト」
『オッパ。
頑張りましょうね。そんで、ちゃんと見ててください』
HS「うん。
お前だけ見てるよ」
それはだめなんじゃ…という暇もなくスタンバイの指示が入る。
大丈夫。絶対に成功する。
だって、あんなに練習したんだもん。
もし失敗したら…
練習なんてもうやめてやっからな！ばーか！
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キム･カズ(プロフ) - ミロさん» 一生付き合っていきまーす（ハート） (2020年6月19日 0時) (
レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あすきさん» 3回も！光栄すぎます…！！書いてて楽しいお話なので、また続編でお会いできたらうれしいです！頑張って戻ってきますねー！(о´∀`о) (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» そんな映えある枠に入れていただき本当に恐縮です…それにとっても嬉しい(//∇//)さっちゃんさんいつもコメントから優しくて暖かいお人柄が伝わってきて、こうやってやりとりをするたびにほわっと癒されております。いつも本当にありがとうございます。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - チムチムさん» わぁい！！嬉しいです(*^^*)私もホソクさんにこんなこと言われたら溶けてなくなってしまいます！にやにや (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 湯海さん» （笑）（笑）（笑）そうなんです。ツンデレが好きなんですとにかく。MJではなく道明寺なんです。（嵐大好きです）ホソクさんは、私がハマっちゃってるのが伝わるくらい美味しいとこ持ってくキャラとなりつつあります。そんな彼にまた続編で会いに来てくださいぃい！ (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月26日 23時
