やっぱり鬼 ページ1
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『さぁてそろそろ、お開きにしましょうかね。』
JN「皆さんお疲れ様でした！」
HS「…今日あと3時間やるのと、
カムバ前徹夜で3日間やるのどっちがいい？」
「「今日やらせていただきます。」」
ホソクオッパからの絶対零度の視線を受け、勝手に帰り支度を始めていた私とジンオッパは大人しく練習室の真ん中に戻ってきた。
1ヶ月後にカムバックを控えた私達。
今日は一日、次のアルバムのタイトル曲の練習をすることになっているのだけど、前半から皆飛ばしすぎだよ。
『ホソクオッパ、わたし多分足折れた』
HS「はいはい」
『足折れた人用のメニューでお願いします』
HS「もう一回フォーメーション確認するよー。」
私のくだらん嘘なんて意にも介さず練習を進めるホソクオッパは通常運転。
JK「ヌナ、もうちょっと姿勢低くできますか？」
『うん』
TH「ヒョン、俺が腕を動かす前に手を握って合図します」
JN「ほい」
この、フォーメーションがクソ難しくて…
JM「A！
足蹴り出すところワンテンポ遅れてた！」
『はい！』
JM「どうして今度はツーテンポ遅れるんだよ。」
『えーん！』
JM「もう一回！」
『鬼ー！』
ダンスの振りがクソ早くて難解なこの曲こそが、
��DNA��
次にリリースするアルバムのタイトル曲である。
JK「ヒョンニム！ヌナが息してません！」
『いつもより…ゼェ…大目にしてるがな…ヒィ…』
一日がかりの練習を終え、ボロ雑巾のように床に転がって荒い息を繰り返す私を見て、ジョングクがあわわ！とホソクオッパを呼ぶ。
わー鬼ー。
『うう…』
HS「お疲れ様。
泣かないでよ。
よく頑張ってるよAは」
メソメソ泣いていると、予想と違う優しい言葉が降ってきたので、起き上がってオッパの顔をそーっと覗く。
『…ほんとですのん？』
HS「ほんとほんと。」
『へへ！』
くしゃっと頭を撫でられて、思わずにんまりとしてしまう。
ホソクオッパに褒められるのだーいすき！
TH「A可愛い…どうしよう…。
あの子うちのメンバーなんです…」
YG「知ってる」
HS「だから、あともう一歩頑張れるように今日からできる筋トレのメニューカトクで送っとくわ」
『。』
やっぱ鬼だわ。
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キム･カズ(プロフ) - ミロさん» 一生付き合っていきまーす（ハート） (2020年6月19日 0時) (
レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あすきさん» 3回も！光栄すぎます…！！書いてて楽しいお話なので、また続編でお会いできたらうれしいです！頑張って戻ってきますねー！(о´∀`о) (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» そんな映えある枠に入れていただき本当に恐縮です…それにとっても嬉しい(//∇//)さっちゃんさんいつもコメントから優しくて暖かいお人柄が伝わってきて、こうやってやりとりをするたびにほわっと癒されております。いつも本当にありがとうございます。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - チムチムさん» わぁい！！嬉しいです(*^^*)私もホソクさんにこんなこと言われたら溶けてなくなってしまいます！にやにや (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 湯海さん» （笑）（笑）（笑）そうなんです。ツンデレが好きなんですとにかく。MJではなく道明寺なんです。（嵐大好きです）ホソクさんは、私がハマっちゃってるのが伝わるくらい美味しいとこ持ってくキャラとなりつつあります。そんな彼にまた続編で会いに来てくださいぃい！ (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月26日 23時
