これがよく聞くあれね! ページ29
TH「A!たいへんだ!
ここ?ここがいたいの?」
そんな中、巧妙に1番痛いポイントをついてつついてくるテヒョン君に、涙を流す。
汗を飛ばしながらここ?と心配そうに聞く彼に悪気はないんだろうけど、普通に割と結構痛い。
『ユ、ユンギ君…
腰が…腰が爆発したっ!』
YG「わかったから動かないで。
人、呼んでくるか、」
JN「お、わっ!Aちゃん!どうしたの?」
HS「うわー。」
『しぇんぱぁあいっ!!』
た、助かった!!
一滑り終えた先輩とホソク君が来てくれて、やっと心の底から安堵した。
YG「…、ヒョン。
俺係の人呼んでくるから。」
JN「あ、うん。
ありがとユンギ!
ヤー、Aちゃん立てる?」
『ぴえん。立てないぃっ。』
TH「ああっ!!あまえちゃだめっ!」
『そんな殺生な…っ!!』
先輩にすがりつく私に、ぷんぷんとほっぺたを膨らませるテヒョン君は、怒りながらも私の腰をさすってくれている。
しばらくすると、係の人が来てくれて、本気で立ち上がれない私は、なんとまぁ、担架に乗せられてたくさんの人で賑わうゲレンデを横切ることとなった。
恥ずかしさで消えてしまいたくなる中、運ばれる私の横について走るジョングク君の目は、今にも泣き出しそうなくらい涙が溜まっていて。
JK「ヌナ、まってっ!」
『ジョングク君、大丈夫だよ。
ヌナ、ちょっと休憩するから、遊んでて。』
JK「ヌナ…
ぐぅのせいで…っ」
ジョングク君の最後の呟きは、運び込まれた医務室の扉が閉まる音で聞こえなかった。
・
「はい。
ビョン・Aさん。
これ、ぎっくり腰ですね。」
JN「ああ、先生!そんなさらっと初出しのAちゃんの名字を…!」
『それな。
して、ぎっくり腰とな?』
まさかまさかのぎっくり腰との診断に白目をむく私に、医務室の先生は痛み止めと湿布を渡すと、忙しいからとさっさと私達二人を部屋から追い出した。
とりあえず、本日泊まる予定のゲレンデに併設された宿泊施設に向かい、先生に借りた杖をつき、先輩と二人ゆっくりと歩き出す。
JN「大丈夫?歩ける?」
『なんとか…』
JN「おぶろうか?」
『いや、振動で暴発しそうなので…』
JN「そっか。
…僕に、できることない?」
さっきからおろおろと心配そうに私を見つめる先輩。
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(>人<;)すごく嬉しいです!EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました!(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます!(*^^*)私も大好きですよー!! (2020年5月19日 13時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(>∀<) ありがとうございます! これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(>人<;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです!(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです! (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね!それを聞いて私も嬉しいです!ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね(笑)ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年12月22日 21時