私のゆきうさぎ ページ27
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『テヒョン君、スノーボードはできるようになった？』
TH「うーん？」
そり滑りや雪遊びが楽しめるキッズ広場にて。
たくさんの雪だるまを乗せたそりをずるずると引きずって練り歩くテヒョン君に練習の成果を尋ねると、こてんと首を傾げた。
『まぁ、いいや。
雪だるまたくさん作ったね。』
TH「うん。これねー、テテ達なんだよ。
これ、ジンヒョン。で、テテとジミナ…」
一体ずつ指を指しながら皆の名前を口にするテヒョン君に、微笑ましいが止まらない。
TH「こっちがヌナで、タナも！
…。」
『テヒョン君？』
我が家のお犬先輩の名前を出した途端、しゅんと頭を下げたテヒョン君は、どうやら部長の家に預けてきたヨンタンのことを思い出してしまったらしい。
『あとで、部長に電話して、ヨンタンとお話させてもらおっか。』
TH「…！うん！」
すぐに笑顔になったテヒョン君は、思いの外さっさと雪だるまキム家をそりからどかすと、ジミン君やナムジュン君に混じって遊び始めた。
置いて行かれた８体と１匹の雪人形がなんだか愛しくなって、子どもたちに崩されないように遊び場の端に移動させていると、ちょうど並んで雪山を滑り降りてきたソクジン先輩とホソク君が目に入った。
『…ぐふっ』
さっき、先輩が私を守ってくれたときのことを思い出して思わずにやけていると、つんつんとズボンのすそをひかれる感覚がして視線を落とす。
JK「…」
『おや？ジョングク君？』
JK「ヌナ、いまちがうことかんがえてた？」
『めっそうもございません。』
おそろしくめざとい彼は、少しの気の緩みも許さない。
さっきから雪玉を転がすことに夢中な彼は、私が自分に集中したことに満足すると、再びやたらとでかい雪玉を転がす作業に戻っていった。
雪と戯れるジョングク君を見ながら、この場にカメラを持ってきてないことを死ぬほど悔やんだ。
鼻や、ほっぺたを赤くしながら遊ぶジョングク君を見ながら、ふと思いついて手元を動かす。
JK「それ、なーに？」
『んー？
これは、雪うさぎだよ。』
JK「ゆきうさぎ？」
『そう。ほら、葉っぱを刺してあげると、ね？
うさぎさんみたいでしょ？』
JK「！ほんとだ！」
ぴょこんと緑の葉っぱを生やした雪うさぎを見て、嬉しそうに私の顔を見上げるジョングク君。
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(＞人＜;)すごく嬉しいです！EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました！(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます！(*^^*)私も大好きですよー！！ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(＞∀＜) ありがとうございます！ これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(＞人＜;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです！(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね！それを聞いて私も嬉しいです！ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね（笑）ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月22日 21時
