風邪っぴきのヌナ ページ42
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JK「ヌナ？ヌナー？」
『…あれ。ジョングク君、おはよー。』
なんとなく、いつもより重く感じる体を無理やり起こし、いつものごとく私の上に乗っかっていたジョングク君の頭を撫でる。
JK「ヌナ…おかおあかい？」
『え…？』
言われてみれば、なんだか熱っぽいような気もする。体もだるいし、少しだけ嫌な予感。
コンコンコン、
JN「Aちゃん？そろそろ起きないと遅刻するよ？」
『…！』
扉の向こうから聞こえた先輩の声に肩を上げる。
JK「ジンニョン、ヌナ、おねつみたい！！」
JN「ええ！？
…入っていい？」
『あ、はい、』
返事をするとすぐに扉が開かれて、私を見た先輩が、ぎょっとして近寄ってくる。
JN「大丈夫？顔真っ赤だよ？」
『あー、ちょっと熱…かもしれないです。』
JN「どれ？
わ、ほんとだ。熱い…！
会社は…？いや、休んだ方がいいね。
…ちょっと待ってて。」
そう言うと、立ち上がってすぐに部屋を出て行ってしまう。
さっき、一瞬だけ私のでこに触れた先輩の冷たい手の感触が忘れられない。
心配そうに私を見つめるジョングク君の頭を撫でながら、ぼーっとする頭で先輩を待っていると、10分もしないうちに彼は私の部屋に戻ってきた。
JN「お粥作っておいたから、食べられそうだったら食べな？ジョングクも今日は僕が連れてくから、ゆっくり休んで。」
『…すみません…』
頭を下げた私を見て、謝ることないよ。と笑ってくれる先輩は、一応喧嘩中だと言うのに、そんなの関係なくめちゃくちゃに優しくて。
それでもぎこちない態度をとってしまう自分に嫌気がさしながらも、やっぱり私は目の前の人のことが好きで好きでしょうがないのだと思い知らされる。
JN「それじゃ、ジョングクいこっか。」
JK「いやぁ。」
JN「ヒョンと保育園いこ。」
JK「いや！ぐぅ、ヌナといる。ぐぅがヌナのおかぜなおすの！」
『だめだよ。ジョングク君にうつしちゃ大変だもん
…って、あれ？』
JK「ここにいるったらぁ！」
『ちょっと待って。
ジョングク君、おかお見せて…？』
JK「？」
いやいやと私のお腹に顔を擦り付けるジョングク君を抱き上げ、その愛らしい顔をよくよく見てみると、彼の小さくて可愛いお鼻からはたらんと鼻水が伸びていて…ほっぺたはいつもより赤いし、そういえば少し息も荒い。
JN「これは…」
『完全に。』
風邪ですね。
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タハ - 飽きるなんてとんでもないですよー！とっても面白くて、一人で笑っています。なので家族に変な顔を向けられます 笑 3章も楽しみにしてます！！ (2020年5月17日 21時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» いやいやいやいやいやいや！！とんでもないです！！(´；Д；`)でも大好きと言っていただけて嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようにがんばりますね！(*^ω^*) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - cocoさん» わーん！coco様お久しぶりです！！（ ; ; ）大好きだなんて言ってくれて嬉しいです！(//∇//)私も書いてて楽しい作品なので、これからも頑張りますね！(^o^)変な天気が続いていますが、coco様もお体気をつけてくださいね(о´∀`о) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ヨナさん» ヨナちゃん ありがとうございます！(＞人＜;)ですよねーそう思ってなんとなく作り出したキャラの部長、かなり重宝しております…（＾◇＾） (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アルムさん» アルム様 私もこの子どものくせに一丁前なこと言うユンちゃん気に入ってるので、三章楽しみにしていてください。えへ。嬉しいお言葉ありがとうございます！続きも更新がんばります！(o^^o) (2019年8月30日 20時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年7月19日 23時
