先のことは先で考える派 ページ37
あの。
えっと。
そろそろ私、干からびそうですが？
『ソクジン先輩ソクジン先輩ソクジン先輩ソク、』
YR「怖い。」
『先輩が足りてないっ！！』
YR「やかましいわ。」
デスクに突っ伏して呪いのようにソクジン先輩を連呼する私に、冷ややかな視線を送ってくるベストフレンド。
『考えられるか？もう丸1ヶ月はなんっにも致してないぞ？お？』
YR「しょうがないでしょ。子ども達がいるんだから。」
『いや、しかしだなぁ…』
禁欲生活長すぎやしないか？
出家すんぞ、このやろう。
YR「ほらほら、先輩外回りから帰ってきたよ。」
『え？好き。』
YR「(ため息)」
事務所に戻ってきたソクジン先輩の横顔を見ながら、愛のため息を吐く。
本当、神々しいまでに美しい。素敵。大好き。
そこで、私と全く同じ視線を送るおっさんがいることに気づく。
「ソクジン君、次の出張の件だが…」
JN「あ、はい。」
ちっくしょぉおぉおおおおおお！！
仕事の話をしながらさりげなく先輩の肩に触れる部長に、ハンカチを噛む。
あのおっさんー！！
私の先輩に気安く触るんじゃないよぉおお！！
YR「あのさ。ずっと聞きたかったんだけど。」
『何？』
嫉妬の炎に身を焦がしていると、やや引き気味のユリに声かけられ正気に戻る。
YR「Aはこの先どうしたいの？先輩はまだ子ども達と暮らすんでしょ？」
『うん、おそらく。
私はずっとこのままみーんなで暮らせたらso happy♡』
YR「そんな簡単な話じゃないでしょ？
…Aさぁ、そろそろ真剣に考えなくちゃいけないんじゃない？」
『何を？』
YR「今の状況のまま、ソクジン先輩と結婚できるかどうかだよ…。」
『けっこ…っ』
「何の話だね？」
『え？』
背後から聞こえた声に、ユリと2人恐る恐る振り返ると…
「誰と、だ、れ、が結婚するって？」
「「部長。」」
そこには、完全に据わりきった目をした部長が仁王立ちしていた。
「ありもしない話してないで、来なさい。君に用がある。」
『ふぁーい。
って、ありもしなくはないでしょうっ！！』
うるさそうに私を見る部長に、ピーピー文句を言いながら付いて事務所を出ると、そこで私達を待っていたのは、なんとソクジン先輩だった。
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タハ - 飽きるなんてとんでもないですよー！とっても面白くて、一人で笑っています。なので家族に変な顔を向けられます 笑 3章も楽しみにしてます！！ (2020年5月17日 21時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» いやいやいやいやいやいや！！とんでもないです！！(´；Д；`)でも大好きと言っていただけて嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようにがんばりますね！(*^ω^*) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - cocoさん» わーん！coco様お久しぶりです！！（ ; ; ）大好きだなんて言ってくれて嬉しいです！(//∇//)私も書いてて楽しい作品なので、これからも頑張りますね！(^o^)変な天気が続いていますが、coco様もお体気をつけてくださいね(о´∀`о) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ヨナさん» ヨナちゃん ありがとうございます！(＞人＜;)ですよねーそう思ってなんとなく作り出したキャラの部長、かなり重宝しております…（＾◇＾） (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アルムさん» アルム様 私もこの子どものくせに一丁前なこと言うユンちゃん気に入ってるので、三章楽しみにしていてください。えへ。嬉しいお言葉ありがとうございます！続きも更新がんばります！(o^^o) (2019年8月30日 20時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年7月19日 23時
