4日目【JM】 ページ32
「A、すきだよ。だいすき。」
「ジミン…」
一度口に出したら最後。
もう止まらなかった。
大好き。大好き。大好き。
僕は、Aを愛してる。
もどかしいよ。
もっと気持ちを伝えたいのに。
僕の日本語じゃ、気持ちの半分も伝えきれない。
「私も、ジミンがすき。」
「…っ」
「だいすきっ」
たまらなくなって、
Aをそっとベッドに押し倒す。
上から覆い被さる僕を、じっと見上げる彼女が可愛すぎて、頭がどうにかなってしまいそうだった。
医者として頑張る覚悟を決めた彼女と、
これからもアイドルであり続ける僕。
この先の未来は、きっと平行線。
交わることがないと知っていながら、それでも気持ちを伝える僕達は愚かなんだろうか。
だけど、伝えずにはいられない。
…今日だけだから。
「A、あいしてる。」
「…私も。」
体をゆっくりと落とし、彼女の存在を確認するようにキスをする。
ああ、大丈夫だ。
たしかにAは今、ここにいる。
あまりに幸せで、この数日間ごと全て夢だったんじゃないかと思ってしまう。
何度も何度もキスを繰り返す。
まるで麻薬。
唇を離した瞬間から、また求めてしまう。
『ジミン、愛してる。』
「…ばか。」
これ以上煽ってどうする気？
わずかに残っていた理性を捨て去り、彼女の唇を貪るようにして激しく口付ける。
「ちょっ、一回ストップ…」
「だめ。」
少しの時間だって惜しい。
もっともっとAを僕のものにしたい。
「愛してる。」
最後にそう言ったのは、一体どっちだったのか。
わからなくなるくらい、僕達は何度も想いを伝えあった。
朝、目が覚めると部屋には僕1人。
Aの姿はどこにもなかった。
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きの - 1本ドラマを見たような満足感とファンとしての満足感が素晴らしい作品でした！興奮して寝れなそうです笑 (2021年8月8日 0時) (
レス) id: 5f6e363266 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - わぁ！看護師さんなんですね！それはやっぱり続き書かないと…！(o^^o)感情移入してくださって嬉しいです！(*^^*)私もこの2人はとても好きな2人なので、続きを書く日を楽しみにしています！^_^ (2019年5月29日 0時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
お月見(プロフ) - ミロさん» 本当ですか！！凄く嬉しいです(≧∀≦)看護師なので、ヒロインがお医者さんなのもなんだか感情移入してしまって…(笑)続きを楽しみにしてます！！ (2019年5月26日 19時) (レス) id: 453a478b62 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お月見さん» 読んでいただいてありがとうございます(o^^o)私も2人が再会できるのか気になるところなので、また是非続き書きたいと思ってます！その時は是非よろしくお願いします(*^^*) (2019年5月26日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
お月見(プロフ) - すごく素敵なお話でした。続きが読みたいです…！！！ (2019年5月24日 20時) (レス) id: 453a478b62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年4月17日 22時
