十六話 ページ16
おかしいかな？と尋ねると、彼はふるふると首を振る。
JK「俺も同じですから。」
そう言った彼の言葉が嬉しくて、自然と笑みがこぼれる。
『よし！素敵な姫になって、お義母様に認めてもらうぞー！』
JK「がんばれー。」
『急に温度差。』
そう言うと、声を上げて笑う彼を見て思う。
ジョングクが、ジミンがいてくれて本当に良かった。
2人がいなかったら、私はきっとひとりぼっちだったと思う。
お兄様達は優しかったけれど、それとはまた違う繋がりだから。
友達だと思ってる。
2人に言えば、何言ってるの？って笑われそうだけども。
NJ「これは驚いた。」
『へへ。』
ナムジュン先生は、授業の時間に、しっかりと席について彼を待っていた私を見て、本当に驚いた顔をする。
NJ「どういう風の吹き回しでしょうか？」
『これからは、毎日ちゃんと授業を受けるわ。』
NJ「熱でもあるんじゃ…。」
『健康そのものです。』
先生の態度に、今までどれだけ自分が問題児であったかを思い知る。
も、申し訳がない。
『うーーあーーー。だめだー！やっぱり国史以外はてんでだめね！』
NJ「そんなことないですよ。今日は特に集中されていました。」
優しい言葉をかけてくれる先生に、苦笑いを返す。
つくづく勉強は苦手。
立派な姫までの道のりは、前途多難だなと改めて思い知る。
『さーて、休憩にしよう！先生も付き合ってくれる？』
JM「そんな暇はありませんよ。」
『うわ！ジミン、いつの間に！？』
後ろから声をかけられ、慌てて振り向く。
JM「今日は、午後から誕生祭の衣装合わせをするって言ってあったでしょう？」
『あはは、そうだっけ？』
JM「はぁ…。もう、行きますよ！」
『あらら。先生またね！』
ジミンに引きずられるようにして、部屋を出ていく私を、微笑ましそうに見送る先生に手を振る。(欲を言えば助けて欲しかった。)
『ねぇー、衣装なんてなんでも良いよ。どれも一緒じゃない？』
JM「何言ってるんですか！？1年にたった1度だけ国民の前に顔を出す日なんですよ？この日に綺麗にしとかないでいつするんですか！？」
ただでさえ、すぐに服を汚すのに！とブツブツ言いながら何着も色とりどりの服を運んで来る。
どれもこれも上等な絹の生地のものばかりだ。
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ミロ(プロフ) - TENNさん» TENN様 実は…暁のヨナ大好きです(^^)おそらくめちゃくちゃ影響受けてるし参考にしてます！（ ; ; ）ヨナみたいなファンタジー要素がないのでこの先違ってきちゃうのですが…、楽しんでいただけると嬉しいです（^人^）わー、テンションあがっちゃいました（笑） (2019年10月30日 8時) (
レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
TENN - もしかして暁のヨナ読まれてますか？読んでいて通ずる所があったのでもしかして、と思ったんですが（´-`）.｡oO私も宮廷物？の話が好きなのですごく面白く読ませて貰ってます(*^^*) (2019年10月30日 2時) (レス) id: 8a45b3191e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Agust dさん» わ！投票ありがとうございます！(´；ω；`)この主人公はいい子にしよういい子にしようと気をつけたので、そう言っていただけて嬉しいです(o^^o)ユンギペンなのですね！素敵なお名前だと思っておりました！ちょこちょこ登場ですが、このお話のユンちゃん気に入ってます笑 (2019年10月21日 21時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - ちょうど300票目を入れさせていただきました。 姫のような純粋無垢の女性は素敵で憧れます！ 誰とくっつくのかが楽しみです♪ ユンギペンなのでユンギとの絡みも楽しみに読んでいこうと思います！ (2019年10月21日 13時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ムンバイさん» ムンバイ様 えーー！？！？嬉しすぎます…！！震えながら更新してるので、本当に励まされます…！！ありがとうございます！（ ; ; ） (2019年2月23日 21時) (レス) id: e396746b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年2月14日 23時
