新しい季節の始まり ページ1
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夏休みはあっという間に終わった。
ホームルームの時間まであと５分程で、生徒の少ない下駄箱の前でごそごそ動く丸い後頭部を発見して、残暑の不快も吹き飛んだ。
『ジョ、』
おっと。
ジョングクくーーーーーん！！！！
JK「…」
『…おーい』
思い切り(心のなかで)呼びかけたにも関わらずスタスタ歩いていってしまったジョングク君を慌てて追いかける。
『おはよう！！』
JK「おはよ」
『さっきの聞こえなかった？』
JK「さっきのって？」
あれ？本当に聞こえなかったんだ。
ジョングク君と私だけの秘密の合図みたいでわくわくしてたんだけどな。
それにしても。今日もすっごくかっこいいよ。
隣を歩く彼の綺麗な横顔を見上げて惚れ惚れしてしまう。
横から見ても大きいってわかる瞳。
鼻先が少し丸くなった高い鼻。
唇！唇も外せないね！なんかいつもほんのりピンク色なの。
…食べたいな。
JK「…何いってんの？」
『ね？一口でいいからさ』
JK「気持ちが悪い」
ぐぐーっと眉をひそめられてぞくぞくしちゃったよ。
てか、やっぱり聞こえてるじゃん。
『…終わったぁぁあああ！！』
「うるさいぞイ・A」
実力テストが終わり、っしゃ、おらぁあ！と雄叫びを上げる。
結果はどうあれ終わったことが嬉しいのよ。
ふんふーんと頬杖をついていると、後ろからとんとんと背中を叩かれて振り返る。
TH「テストどうだった？」
『名前しか自信ないよ！』
TH「A勉強会ほとんど寝てたもんね」
そう。この間テヒョン君の家で開かれた勉強会。
そこでわかった意外な事実が、テヒョン君が実は勉強できる子だったということ。
チェウォンとジミンは元々秀才で、私がとんでもなく馬鹿で、テヒョン君も勝手にどちらかというとこちら側の人間だと思っていたのに違った。
反対に、お勉強が出来ないのはジョングク君のほうだった。
まぁこれはそんなに意外ではない。あ、睨まれた。
『テヒョン君、ちょっと根本伸びてきてるね』
TH「そうなんだよね。そろそろ染めなきゃ」
『金髪？』
TH「うーん。
Aは何色が好み？」
そうだなぁ。
『テヒョン君はなんでも似合いそうだよね』
TH「そーいうんじゃなくて」
褒めたつもりなのにテヒョン君は不満げな顔で唇を尖らせる。
『んー…黒？』
TH「黒？」
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ミロ(プロフ) - ももなさん» ももなさん！私も大好きですよ！(o^^o)少しでもあったかい気持ちになってもらえてたら幸せです！(TT) (2020年10月23日 23時) (
レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム･カズさん» 私も大好きです！！！ (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム･カズさん» カズしゃん！この主人公心の声もガバガバなんでちょっと尊敬しています笑読んで下さりありがとうございます(>人<;) (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ももな(プロフ) - 大好きですミロさん！！！！本当にミロさんのお話は全部あったかいです(TT) (2020年10月22日 0時) (レス) id: 01ec482e54 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みろしゃん…もう大好き！！主がクラスの女子に好かれてる感じも好きだし、あんまり怯まない主好きっす！！ (2020年10月19日 1時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年10月18日 18時
