１５【JK】 ページ15
まるで、翼が生えたかのような心地だった。
大げさだけど、そのくらいに幸せ。
Aさんはよく笑う人だけれど、俺に向けて笑ってくれたことはなかった。
いや、正確に言うと、一度だけあるのだけれど、それっきりで。
ずっと、俺に向けるのは、どこか不機嫌そうな、それでいてもどかしそうな、そんな表情。
「幸せすぎて、死にそう…。」
眉をきゅっと下げて笑う彼女が可愛すぎて、心がとても暖かくなった。
ああ。
俺はずっと、あの顔が見たかったんだな。
心と一緒に、なんだか体も熱くなってきて、全部Aさんのことが好きすぎるせいだと思っていたけれど…。
HS「わー！！ジョングガ！！！」
JN「何！？」
コンサート終了後、限界が来た体に、どうやら本当に体調が悪かったのだとやっとそこで理解した。
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
熱に浮かされながら、
初めてAさんにあった日のことを思い出していた。
３年前、あの頃まだ俺は精神的に不安定で、毎日わけのわからない焦燥感にかられていた。
ヒョンみたいに歌いたい。
ヒョンみたいに踊りたい。
ヒョンみたいに格好良くなりたい。
とにかくヒョン達に早く追いつきたくて、毎日自分を限界まで追い込んで練習していた。
そのうち、ダイエットをこじらせて、ご飯が喉を通らなくなって、睡眠も十分に取れなくなって、ああ、俺はこのままだめになっちゃうんじゃないかとまで思った。
そんな時、君に出会ったんだ。
�爐海譟帖���
�爐─帖���
�狄�べてください。
あなたいつも何も食べてないでしょ？��
おそらくまだ学生だった君が、廊下でうずくまっていた俺に差し出してくれたのは、ほんの少しいびつに握られたおにぎり。
断っても、折れることなく差し出し続ける彼女に、仕方なく受け取ると、それを見たAさんが、それは嬉しそうに笑ってくれた。
あの時も、まるで心に火が灯ったように温かい気持ちになった。
彼女が作ってくれたおにぎりは、少しだけしょっぱかったけれど、その日を境に、食欲を取り戻したし、俺をずっと苦しめていた焦燥感は消えていき、その代わりに…
�爛献鵐劵腑鵝△匹Δ靴燭藕イ�な子に好きになってもらえますか？��
俺の中に新しい気持ちが芽生えたんだ。
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ミロ(プロフ) - nanaさん» まじですか？？嬉しいなぁ！！ありがとうございます！(*^^*) (2020年2月1日 16時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - にーなさん» とんでもないです！！(//∇//)ありがとうございます！(´∀｀*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 最高です泣 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
にーな - ほんとうに天才ですね！！！ (2020年1月11日 16時) (レス) id: f81ba2038e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Miyuさん» Miyu様 キミが〜読んでいただけたのですね？すごくすごく嬉しいです(＞人＜;)彼らの台詞ってなんだか私の中で勝手にイメージがあって（笑）でもそれを好きになっていただけて感激しております！暖かいお言葉でこれからも頑張れます！ありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月29日 21時
