１２ ページ12
『…はぁ。』
この間は驚いた。
あの時は無我夢中だったけれど、もしかしたら私、あの女の人に刺されて死んでいたかもしれないんだ。
自分でも軽率だったと思うけれど、ジョングクさんの言葉に衝撃を受けすぎて、恐怖心は自分の中に残っていない。
��Aさん…！！��
あの時、初めて私の名前を呼んでくれたジョングクさんの声を何度も何度も思い出してしまう。
それから、抱きしめてくれた彼の腕の暖かさも…。
『っはぁーーーーーっ！！！』
顔、あつ！！！
思い出すだけでとろけて消えてしまいそう。
社員食堂の人手を守るためとは言え、ジョングクさんはやっぱり優しい人だ。
「うるさいわねぇ、何！？」
『あれ。お母さん。なんでいるの？」
「明日朝早いから泊まるって言ったでしょ？
もう、大丈夫かしらこの子。
来週からアメリカだってのに。」
『…え？今、なんと？」
突然部屋に入ってきて、意味のわからんことを言う母親にポカンと口を開ける。
「あら、言ってなかった？
来週から、BTSのツアーに同行するのよ。
食事面に関して全て一任されてるから、よろしく頼んだわよ。」
『え？私一人？』
「ええ。私が行こうと思ったんだけど、あなたにってご指名があったのよ。」
…嘘でしょ？
『そ、そういうことは早く言ってよ！』
「ごめんごめん。」
こいつは大変だ！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミロ(プロフ) - nanaさん» まじですか？？嬉しいなぁ！！ありがとうございます！(*^^*) (2020年2月1日 16時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - にーなさん» とんでもないです！！(//∇//)ありがとうございます！(´∀｀*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 最高です泣 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
にーな - ほんとうに天才ですね！！！ (2020年1月11日 16時) (レス) id: f81ba2038e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Miyuさん» Miyu様 キミが〜読んでいただけたのですね？すごくすごく嬉しいです(＞人＜;)彼らの台詞ってなんだか私の中で勝手にイメージがあって（笑）でもそれを好きになっていただけて感激しております！暖かいお言葉でこれからも頑張れます！ありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月29日 21時
