続★マシンヌンキム家

大人の階段 ページ39

双子の入学式があったということは、
もちろんユンギ君の中学校の入学式もあるわけで。


『ほんとだ。なんか一気に大人っぽくなるね！』

YG「もー、いいから。あんま見ないで。」



照れてるユンギ君は、相変わらずツン可愛い極めすぎて犯罪レベルだけど、

中学校の制服に身を包んだ彼は、
今までに比べて一気に【男の子】になった。




















YG「てかさ、別に総出で来なくていいだろ。」

JN「何言ってんの！
こういうイベントは全員で参加するのがキム家のルールなの！」



鼻息荒くそう言うソクジン先輩に、
はぁっとため息をつくユンギ君。








まぁね。
でもユンギ君の気持ちもわかるよ。

学校の門をくぐったあたりから感じるこの視線。
先輩はわかってない。





キム家って、まーじで目立つんだよ。






TH「おねーさん、テテのヒョン、ユンギヒョンっていうの。なかよくしたげてね。」

YG「なんでもするからどうかやめて。」




おそらくユンギ君と同じ新入生らしき女の子のスカートをひっぱり、兄をよろしく頼むテヒョン君。


慌てたユンギ君が急いで止めに入ると、











おや？



先ほどの女の子の顔が赤く染まる。




へー、


ほーー。






『ははーん。』

YG「なんだよ。」

TH「テテ、おねがいしますじょうずにできたのに…」



ぶつぶついうテヒョン君を抱えて戻ってきた彼に、ニヤついた顔を見せると、心底嫌そうな顔を向けられた。





『つまり、あれですね。
中学でも君は爆モテ街道を思うままにすると。』

YG「意味わかんねぇ。」







わかるだろうよ。





























JK「ヌナー、ユンギヒョンどこぉ？」

『んー。どこだろぉ…

あ、あれじゃない？一際肌の白い少年があそこに…』

JK「どこぉ！？

ユンギヒョーー、」

『しーーーーー！！今はちょっとだけ我慢してね？』

HS「いいなぁ、ヒョン。俺も早く中学校いきたい。」

『え、なんで？』

HS「制服かっこいーもん！」



よっぽどさっきのユンギ君の制服姿が羨ましかったのか、前に並ぶ生徒たちを見ていいなぁ。ともう一度こぼすホソク君。


ここの学校の制服はブレザーで、
小学生からすると羨ましく見えるんだろうなぁ。




『ナムジュン君も、早く中学校行きたい？』

NJ「うん。

でも、小学生のうちしか出来ないことがたくさんあるから。」



お、大人だ！

思春期ユンギ君→←いっちねんせいっ♪

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