252話 ページ7
国の予算すごいなぁ〜。日本代表の為にキャラバンを収納出来る飛行機を作るなんて。すぐには作れないし、私達が世界に行くと信じて作ったのか?とにかく凄い。
現在、本戦に進んだ私達はライオコット島に行くために空港に居る。椅子に座っているのだが、2つ分席を使い横になっているあきおが横にいる
「あきお行儀悪いな〜」
「うっせ。それにしても湿っぽいこった。これで最後って訳でもねぇのによ」
「不動!」
「ですが!不動くんの言う通りですよ!」
そう、実は緑川と吹雪は日本に残ることになった。吹雪は松葉杖をついているが、これはファイアドラゴン戦での怪我が原因
事実上脱退ってことになるが、頑張り次第では私達と合流だって出来る。その代わり誰かが抜けることになるので、私達も安心はできない。
世界に行く事をお母さんに伝えたらすごい喜んでくれたので世界でも頑張る。目指すは優勝のみ!
「全員集合!これより出発する」
そして飛行機に乗り、日本を旅立つ
機内の中は当然私達だけなので、みんな好き勝手お喋りをする
窓から見える海や小さい船に興奮している虎丸君がそれは可愛い。
「海に帰してくれーッ!!」
綱海の悲痛の叫びが面白い
「「わぁ〜!!」」
「おぉ!!」
しばらく空の旅を満喫して飛行機を降りて、空港を出るとまず驚いたのが中央にそびえる大きなサッカーボール!各国のチームマークの旗!そして飛び交う異国の言葉!
「外国っす!」
「どこもかしこも、サッカーばっかりでやんす!」
散歩中の犬だってチームユニフォームを着てる
キャラバンに乗り荷物を置くために私達の宿泊所へ向かうが、窓から見える景色は南の島から映画で見るような異国の街並みに変わる
春菜ちゃん曰く、出場選手が最大限に力が出せるように、母国と同じ街並みを再現しているらしい
じゃあ日本エリアは江戸時代みたいな感じなのかな?
「古株さん、停めてください!」
円堂の声で停車したキャラバンから外を見ると、サッカーコートでサッカーをしている人達が見えた
「あれは?」
「おそらくイタリアの代表チームだな」
あのキャプテンの人、すごい上手だなぁ。チームのみんなから慕われてるのが分かる。
あーー早く試合したい!
宿泊所について荷物を置いて秒で支度をする。勿論、散策をする。この楽しそうな土地の散策!そして体力作り!!まだ明るいから修也を呼ばなくてもきっと平気!!
「行ってきまーす!」
「ご飯前には戻ってきてね〜」
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調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください!続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:調味料 | 作成日時:2021年1月2日 11時