261話 ページ18
豪炎寺達もわざわざゴール付近の端で転がっている私に駆け寄ってくれたが、試合もあるので大丈夫と一言伝え、ポジションに戻るように言った。渋々、本当に微妙な顔で、不服そうに戻って行った。
｢オレサマが肩貸してやっからさっさと立て｣
｢いや、本当に立てない…｣
恥じらいも無くほふく前進でコートから出てくたばっていると、あきおが観客に聞こえてるぐらいのあからさまなため息をついた
ちょっと不慣れな感じが可愛いな〜と怪我人のクセしてニマニマ
呆れたあきおにおんぶでそのまま医務室に連れていかれそうになったが、試合を見たいから全力で暴れ何とか阻止。冬花ちゃんに応急処置をしてもらいながら、状態を聞くと捻挫をしているらしい。ついでに背中も痛いと伝えたら湿布を貼られた
どうやら壁山は全身強打をしたらしい。正直そっちの方が重症な気がする。
とにかく安静となり、壁山の抜け穴には何故か染岡が入り、私の所に栗松が下がり、土方が再びMFで入った。
｢クソっ!｣
｢こっちだ!｣
｢そうはさせねぇ！｣
風丸からボールを奪い、得点の要であるエドガーにパスを回そうとするが、体力MAXの染岡が素早くマークに入った
｢スーパーしこふみー!｣
エドガーの指示でボールを繋げながら前進していく白髪の人に巨大な足がやってくるも、動揺せず押しつぶされる前に走り抜けた
｢行かせるかー!｣
飛鷹が自慢の脚で取ろうとするも、シュートは大きく上に逸れて円堂が動くまでもなく外れた
｢よーし、行くぞ!!｣
｢風丸!栗松!｣
｢｢おう!!｣｣
アブソリュートナイツの体制に入った様子を見て、素早くこちらもフォーメーションを作る
｢舐めるなー!｣
｢2度は通じないぞ!｣
｢かかったな｣
｢虎丸!｣
したり顔をした鬼道の戦法は最後の着地点でFWを入れて攻撃を仕掛けること
｢エドガー!｣
それを読んだのか、スキンヘッドな人が虎丸に向けて放たれたパスをカットし、即座にエドガーに回した
｢行かせるかよ!!｣
そのままエクスカリバーの体制に移るより前に、ずっとエドガーさんの動きを注視していた染岡が入り、攻守が再びイナズマジャパンに移った
｢決めさせるかー!｣
ボールを持ったまま走る豪炎寺がシュートをすると思ったKPの思考とは裏腹に、彼は染岡にボールを戻す
｢このユニフォームを着ることの重さは、俺が1番知っているんだァ!!｣
｢くらえｯ!!｣
天空から降り立った蒼いドラゴンがエネルギーを貯める
｢ドラゴンスレイヤーｯ!!｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
