近づく距離2 ページ11
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連休取って実家に帰ることにした私。
ゆっちゃんが実家に帰って、
両親に妊娠のこととベクちゃんのこと
話すみたいで不安だから一緒に帰ろうって
言われたのがきっかけ。
『わ！！どうしたの？』
待ち合わせ場所にはベクちゃんも来ていて
今まで金色で派手だった髪の毛は
真っ黒に染められてピシッと決まっていた。
「ヌナ、変じゃない？大丈夫かな。」
『ベクちゃん、黒髪も似合ってるよ！』
「ほんと？お義父さんお義母さんに
嫌われないかな…」
『応援してるよ、頑張ってね！』
「ありがとう…」
自信なさげで緊張してるベクちゃんは
すっごい可愛い。
うまくいけばいいけど。
一人っ子で大事にされてきたゆっちゃん。
ゆっちゃんちパパが厳しいからな…
1発くらいビンタされるんじゃないかってのは
言わないでおこうかな…
プッてクラクションが鳴って、
目の前に止まった高級車。
「ヒョン！！！」
『何でアンタがいるの！！』
「迎えにきた人によくそんなことが言えますね」
私は電車で行くと思ってたのに
ベクちゃんが頼んでいたらしく
アイツの車で行くことになってたみたい。
つわりは落ち着いたとは言え、
妊婦のゆっちゃんに長時間電車に乗せるのは
心配だったと言うベクちゃんの計らいで
こうなったみたいだけど聞いとらん！！！
最低男が運転する車、
後ろの席では仲良し2人がイチャイチャしてて
かたや私は助手席で無言…。
きっと実家まで1時間半くらいかかるだろうから
寝てやる！！せっかくの連休だしね。
寝る体制に入ったら
「人が運転してる横で寝るつもりですか？」
って怖い声で言われて、寝るに寝れず。
たまにチラッと最低男の運転してる横顔を見ると
ドキッとしてしまって
見るな見るなと自分に言い聞かせた。
「ヌナ、そう言えば新しい仕事決まったんだ」
『へ？』
「モデルでは食べていけるかわかんないし
この子のためにもちゃんとした仕事に
就こうと思って。」
『ベクちゃん、えらいね』
「私は止めたんだけどね…
ごめんね、ベクちゃん。」
「ううん。俺、今何よりすごく幸せだから。
それに新しい仕事だってやりたかったことだよ」
『何のお仕事？』
「セレクトショップの店員だよ」
『えーすごい！ベクちゃんなら
売りまくる人気のショップ店員だね』
「へへ、そうなれたらいいなぁ」
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mk - アラサー女、最後まで最高でした！こんなに一途で優しい旦那様…素敵です！最高に面白かったです！ありがとうございました！こらからも応援しています！ (2020年3月26日 12時) (
レス) id: d6a73491bc (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - このお話、本当に大好きです。ずっとずっと楽しみにして来ました。私もTwitterしてないので、続きが読めなくて残念です。こちらで続きを読むことは出来ないのでしょうか…でも、きっと素敵な２人なんでしょうね。みゅうみゅうさん、ありがとうございます。 (2019年5月8日 5時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
みちゃみ(プロフ) - みゅうみゅうさん、こんばんは。完結編ありがとうございました！Twitterで読まさせていただきました。この2人らしくて、でも恋人同士になってからのチャンミンが結構ストレートでドキドキしました！ありがとうございます。 (2019年5月7日 22時) (レス) id: 77674b6d0c (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。ツイッターをしていないので、完結編も読めたらいいなぁと。楽しかったです。ありがとうございました。 (2019年5月5日 19時) (レス) id: 532cbc9d20 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - このお話大好きです。Twitterをしてないので完結編読めなくて残念ですが、また次の作品楽しみにしています^_^お疲れ様でしたー！ (2019年5月5日 9時) (レス) id: b9ea783b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうみゅう
| 作成日時：2017年11月5日 18時
