充 ページ14
それから話はしばらく続いた後、皆は風呂に入り、各自部屋へと戻る。
紅蘭もまた左腕を怪我しているため、マネージャーと一緒に入り、サポートをしてもらう。
その中には花咲はもちろんいなかった。
そして寝支度を整え終わった紅蘭がベッドに入ろうとした時だった
━━━━━━━━━━━━━━━《コンコン》
と、扉がノックされる音が聞こえた。
貴｢？誰.......？｣
一｢.......俺です。｣
貴｢.............入っていいわよ｣
ノックをした人は今日話題になった一星だった。
初めて訪ねてきた一星に紅蘭は一瞬戸惑いを見せたが、気を取り直し 部屋に入る許可を出した。
許可を貰った一星は扉を開け、中へと入る
一｢Aさん.......｣
貴｢一星君.......。｣
入った否や扉の前に突っ立ったまま紅蘭の名前を口にする。
その声はどこか悲しげで、助けて そう言ってるようにも聞こえた。
紅蘭はそんな一星を目にし、ベッドの端に座ったまま両手を広げ、彼を呼ぶ
貴｢おいで.......、おいで一星君｣
一｢っ、Aさん.......！｣
両手を広げ自分を呼ぶ彼女に一星は抱きつく。
そして、ぎゅっと彼女を抱きしめ首筋に顔を埋めると、涙を流しながら声をあげる
一｢っ....俺は.......俺は.......！｣
貴｢うん、聞いているからゆっくり 落ち着いて話して.......？｣
一｢俺は.......どうしたら.......！｣
オリオン財団にまた何かを言われたのだと勘づいた紅蘭は抱きつき、涙を流す一星の頭を撫でながら落ち着かせる。
貴｢一星君、貴方はどうしたいの.......？｣
一｢俺は.......！光を助けたい....！でも.......！！｣
貴｢でも.......？｣
一｢.......光が言ったんだ...、�犒擦舛磴鵑�サッカーやってる姿、見るの好きなんだ�瓩辰�.......！でも俺の！俺のサッカーは穢れている.......！光が好きだと言ったサッカーを俺はやってないんだ.......！｣
貴｢.......一星君は弟さんが大好きなサッカーをやりたい？サッカーを楽しみたい？｣
一｢っ.......、やりたい.......！だけど、俺の大好きな、光の大好きなサッカーをやったら光が.......！っ！クソっ！！俺のサッカーなんかクソくらえだ！！｣
貴｢....落ち着いて一星君。｣
一｢落ち着いてなんか.......！｣
貴｢落ち着きなさい�狃辞瓠�貴方が取り乱してどうするの！｣
一｢っ.......！｣
抱きつく一星を引き離し、紅蘭は彼の目を見て真剣に話を始める
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みい - 続きが楽しみです (5月14日 23時) (
レス) @page47 id: 3f138333af (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - この話しすごく好きです。よかったら続きを書いてください (2022年3月30日 16時) (レス) @page11 id: 74fd1d89f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルノシ - 続き楽しみです。絵も上手だし、むっちゃ面白いし、最高です。 (2022年3月25日 13時) (レス) @page47 id: 682bf16234 (このIDを非表示/違反報告)
あかや(プロフ) - 辺銀さん、今でも戻ってきて読み返してるぐらい大好きな作品です！！私がイナイレにハマってきっかけでもある作品です。いつまでも更新お待ちしてますので、もし良ければまた更新してくれると嬉しいです！！ (2022年2月2日 1時) (レス) id: eed553f04a (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白いですね❗頑張って下さい☺ (2021年10月5日 11時) (レス) @page27 id: d796aff6e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年9月17日 2時
