ヒロト ページ44
いつの間にか2人っきりになっていた玄関のすぐ手前の場所で、
紅蘭の髪を拭き終わった吉良はじーっと彼女を見つめたあと
貴「!?き、吉良君……？」
吉「.......……、」
彼女の白くて滑らかな首筋に顔をスリスリするように抱きつく吉良
そして彼女の耳元で少し拗ねた感じで自分が今とても気になってることを聞く
吉「.......あいつ……恋人なのかよ…」
あいつとは自称神様・リオのことで、ついさっきリオが言っていたことが気になってしょうがなかったのだ。
好きな人に恋人がいる…
誰だって嫌だし、胸が苦しいだろう
その胸の苦しさを表すかのように華奢な彼女をぎゅっと抱き締め首筋に顔を埋める吉良
その力強さに紅蘭は一瞬顔を歪めるものの、いつもは甘えて来ない彼の意外な一面に優しく微笑み、彼の頭をそっと、優しく撫でながらさっきの会話の誤解を解こうとする
貴「あの子は私の親戚よ…？恋人じゃないわ…」
�猯�人じゃない�瓩修里燭辰唇豸世傍販匹魯曠辰醗妥箸掘∀咾領呂鮗紊瓠△泙襪撚�れ物を扱うかのように彼女を大切に抱き締め直す
吉「.......良かった…」
そうボソッと呟いた後、彼女の綺麗な瞳を見つめ
吉「…ヒロト…だ。.......ヒロトと呼んでくれ…」
真剣に訴えてくる吉良に 紅蘭は
少し高い位置にある彼のおデコにコツンと自分の額を合わせると
貴「…ヒロト」
と、優しく呟く
吉「っ.......」
すると、紅蘭が甘く痺れるような声で彼の名前を呼ぶものだから
すっかりゆでダコ状態の吉良は合わさった額を離し、再び真っ赤な顔を隠すかのように彼女の首筋に顔を埋めるのだった
その姿が紅蘭にはツボだったらしく.......
貴「あぁもう可愛い…！」
彼の髪をくしゃくしゃと撫で、抱き締め返すのだった
その時、紅蘭はふと窓の外に目をやると、
雨は止み 綺麗な虹がかかっているというなんとも言えない綺麗な光景が広がっていたため
吉良を抱きしめる腕をとき、窓辺に走り
貴「ヒロト…！虹よ…！」
と、まるで初めて虹をみる幼子みたいにはしゃぐ。
そんな彼女に吉良はフッと笑った後
吉「晴れたことだし、練習すっか…！」
そう言って、彼女の怪我してない方の腕をそっと取り、
雨で一旦中断していた練習を再開するために監督たちの元へ仲良く笑い合いながら行く2人だった
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辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - 櫻井葵さん» 大変お待たせしました！第3章、修正終わりました！！！ (2020年3月16日 13時) (
レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - 櫻井葵さん» コメントありがとうございます！只今第3章が、修正中となっておりますので､､､今日か明日までには終わらすように頑張りますのでもう少々お待ちさ下さい！！ほんと、すみません(´；ω；｀) (2020年3月13日 14時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
櫻井葵 - お話凄く面白いです！ 必ず読むのが日課になってきました！！まだまだ読みたいので パスワード？教えてもらってもいいですか？ (2020年3月13日 10時) (レス) id: 538ff2f264 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - かなえさん» すみません！コメント気づくの遅くなりました!!コメント、ありがとうございます(*´ω`*)そう言っていただけるとすごく嬉しいです！ (2020年3月11日 23時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - このお話を読ませてもらいました！スゴイ面白かったです！番外編も最高でした！もうホントに、ニヤニヤしながら見てました(笑) (2020年1月2日 20時) (レス) id: a03bb62dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年1月31日 0時
