2度目の人生をイナオリで.....愛するサッカーを守るために【オリオンの刻印】第2章

サタン ページ2

少し飛ばして今日はいよいよオーストラリア戦

オーストラリアって聞くと…やっぱりビッグウェーブズしか出てこない(汗)


でも今私の目の前にいる人達は"ザッ・海の男！！"って感じじゃなく……怪しい人達の集団みたいになっている。


で、目の前にいる人達はと言うと…


サタン「お前が紅蘭Aか、テレビで見るより美しい…どうだ、俺の元に来ないか？」


貴「あ、全力でお断りしてきます(ﾆｺｯ)」


試合開始前にナンパしてくる人初めて見た(笑)

あ、いや確かいたわね…イギリスのエドガーとかいう人が(汗)


サタン「ならこの勝負勝ったからA…お前をもらう。」


貴「あ、そうですか……ガンバッテクダサイ…」


サタン「まぁ日本など我々の眼中にはないがな…。Aはこっちにくる準備をしとけばいい。」


そう言って《ﾁｭｯ》と私の額にキスすると、ニヤニヤしながら自分のチームのベンチに戻っていった。


貴「……なんか絶対に負けたくない…」


情報規制がかかっているらしいオーストラリア、

どうしようか……だなんて考えていると


《ヒュプノシス……》


と、急に頭の中に話かけられる

もちろんその声はリオの声。



ヒュプノシス…それを日本語で睡眠状態を意味する。
また、睡眠術とも


これは睡眠の神、ヒュプノスからの言葉、
ギリシャ神話などの神話が好きな私にとってそういう単語はほぼ全てわかる。


そうと分かれば

元プロサッカーとしての力を見せてあげる


そして


貴「久しぶりにあれを使う時が来そうな予感…((ﾎﾞｿｯ…」



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no said

試合開始時間になりそれぞれ自分のポジションにつく

グラウンドには紅蘭の姿と今回初スタメン一星の姿


《ピーッ！》


そして開始の笛が鳴り響く

最初に攻めるのは日本

順調に攻めていると思いきや


稲「え…！？」


呆気なくボールを取られてしまった稲森


そして今度はオーストラリアが攻め込んでくる


それを止めようとDFの吹雪が立ちはだかる


吹「行かせないよ…！アイス……えっ…！？」


何故か分からないが必殺技が発動せず、シュートチャンスを許してしまう


サタン「タイムトランス！」


円「風神雷神！！……えっ…!?」


《ピーッ！》


サタンのシュートとのタイミングが合わなかったのか、円堂はシュートを許してしまい呆気なくオーストラリアに1点を取られてしまった

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