2度目の人生をイナオリで.....愛するサッカーを守るために【オリオンの刻印】

知ってる人達だけど知らない人達 ページ5

Asaid

なんとかついたキャンプ場、

早速走ってキャンプ場の広場と思われる場所に行くとどうやら自己紹介がちょうど終わったみたいだった


慌てて遅刻したことを謝ると…


趙「いやぁ〜！紅蘭さんは綺麗な方ですねぇ〜！びっくりしましたよ〜！あ、私は監督の趙金雲で〜す！」


と、万遍の笑みで自己紹介してくれる監督こと趙金雲さん。


そしたら次々と自己紹介をしてくれ、


大「マネージャーの大谷つくしです！」


神「神門杏奈です、よろしくお願いしますAさん！」


自分ももう一度ちゃんと自己紹介し直す


貴「紅蘭Aです。歳は15歳、気軽に話しかけてくださいね、」


すると


円「なぁなぁA！学校はどこいってんだ？サッカー界で見たことなくてさー！」


と、小さい頃の円堂君が話しかけて来た


相変わらず変わらないわね……


私は円堂君を知っている


だけどこの世界の円堂は私を知らない…


複雑ね………


ふと周りを見ると、見知った人が沢山いた


修也、有人、一郎太、士郎、明王、


それに……旧姓基山…吉良ヒロトに似ている人とおさーむ…


あとは知らない人ばかり。


さすがは平行世界ね、


貴「…はじめまして円堂君。貴方に会えて光栄だわ…！私の学校は世宇子中よ？世宇子中ではサッカーやってなかったから知らないのも無理ないわ」


とりあえず世宇子中と嘘をつくことに…


仕方がないもの、この世界での私は存在しないのだから。


円「俺の事知っているのか！？」


貴「もちろんよ！他にも…豪炎寺修也、鬼道有人、風丸一郎太、吹雪士郎、不動明王、砂木沼治と……貴方は基山ヒロト…それとも吉良ヒロト？」


と、私はヒロトに似ている人に尋ねる


吉「吉良ヒロトは俺だ！」


基「俺は基山タツヤです…！」


貴「え…？」


ヒロトに似ている少年が基山タツヤで……隣の不良君が吉良ヒロト！？


ん……さすが平行世界ね…


貴「あ、ごめんね？ちょっと名前がゴチャゴチャになってたみたい…。えーと…赤髪の君が基山タツヤ君で、隣の…………不良君が吉良ヒロトね！」


吉「誰が不良だ！！！」


鬼「それにしても、紅蘭はこいつらのことは知らないのか？」


と、指さす方向を見ると


こちらをキラキラした目で見てくる円堂君みたいな男の子の他、


私が元いた世界で見たことない人ばかりだった

はじめまして→←FFI選抜選手

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す