2度目の人生をイナオリで.....愛するサッカーを守るために【オリオンの刻印】

ちゃんと見てるよ ページ37

涙を流しながら叫ぶあんなちゃん

神「なんでAさんが謝るんですか…！！貴方は悪くない…！私が……私がちゃんとボトルを確認しなかったからいけなかったんです…！謝らないといけないのは私の方ですよ…！」


貴「ん？どうしてあんなちゃんが謝らないといけないの？」


神「それは…！」


貴「私、ちゃんとあんなちゃんのこと見てるよ。あんなちゃんがわざと私のボトルの中にトマトジュース入れるような人じゃないって。毎日の貴方を見てたらわかるわ」


神「で、でも…！」


貴「それに、タイミングがおかしすぎる。あんなちゃんが本当に私のこと嫌いだったら、最初っから嫌がらせしてくるはずよ、なのにこのタイミング……中途半端すぎるわ」


神「私はAさんのこと大好きです…！だから…嫌がらせなんて絶対にしません…！」


あれ、


なんか告白されちゃった…


あ、でもすごく嬉しい


顔がニヤけそうだけど…我慢我慢！


貴「ｺﾞﾎﾝ……私もあんなちゃんのこと好きだよ。だからこそ私は貴方を信じているわ、貴方はこんなことしないってね？」


神「Aさん……」


あ、照れてる……可愛い…


じゃなくて！


多分


多分だけど犯人はあの人だと思う。


今回は私と見せかけてあんなちゃんを狙い仕掛けた罠


しばらくは様子見ないと


そして、あんなちゃんを守ってあげないと



大変なことになるわ…



貴「あんなちゃん……私はあんなちゃんの味方だからね…」


神「私もAさんのこと大好きです…！」


うん。


なんか話がズレてるってか勘違いしてる(汗)


まぁいいわ、あんなちゃんは絶対守る。もちろんつくしちゃんも、秋ちゃんも


貴「じゃあ皆のところに戻りましょっか…！大丈夫、私が守ってあげるから」



神「はい…！」



────────

────

広場にあんなちゃんと戻ると

ソファで待ってた皆の視線が突き刺さる


その約半分が

あんなちゃんに対しての怒り



はぁ……仕方ない、誤魔化すか


貴「皆聞いて。今日のボトルに入ってたトマトジュースの件なんだけど……実は私が不動君にイタズラしようとして仕掛けたものなの……だから私が悪くて、あんなちゃんは全く関係ないの。」


神「！？」


皆「「………。」」


不「はぁぁぁぁ！？おいA！！！」


貴「ごめんって不動君！まぁいいじゃない、自爆したんだから」


不「よくねぇよ！！」


多分有人ら辺は嘘だと感ずいてるわね…

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