もう一回、後一回だけ。 (ページ4)

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４話ページ4

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「私大分嫌われてそうだなー」

「うんまあ間違ってないけど」

「グサッとくるからはっきり言わないで」

ジョンハンは話なんか興味なさそうにいちごミルクを飲む。

「じゃあ言わないで隠してた方が良かった？そっちの方が傷つくでしょ」

「…確かに」

「ジスから聞いたけどお前ジスの前で俺のこと先輩呼びしてんだ？隠さなくたって彼奴は知ってるよ」

「だって先輩を尊敬してないとか思われたら嫌じゃん、ジスも先輩だから尚更。後そんなに笑わなくても…」

「大丈夫もう思われてるから」

何でこの人は私の傷をこんなに抉ってくるんだ！？

ふん、もう嫌い。

「ごめんて怒らせるつもりじゃなかったの～、何でも言い合えるのは遠慮がない関係ってことじゃん」

「遠慮はしなくてももう少し配慮はしてほしいですねジョンハン後輩」

「俺先輩！」

悉く(ことごと)話を逸らしてくる。

天才だね最早才能。

「ま、俺はお前のこと応援してる。お前ら程いいカップル見たことないし絶対復縁するべき」

君がにやりと笑った。