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ウィスタの街並み ページ7

ウィスタの城下はありとあらゆる人々で賑わっていた。
野菜を売っている商人。武器を売っている商人。様々なお店が元気な声を出して、呼び掛けをしている。


比較的夜が長いエクリプスでは、店を出す時間がとても短いため、あまり見慣れない光景だ。
ってかなんで私の国だけ夜が長いんだろう?そこは触れないでおこう。


「そこの美しいお嬢さん!りんご、1つ買っていかないかい?」

威勢のいい男性が私に声をかけた。
なんて口のお上手な方なんだ。

「そうですね、せっかくですから買わせていただきますわ」

完全に乗せられた感あるけど、男性から受けとったりんごは見事に赤々としていた。美味しそう。

ぴくとにも食べさせてあげましょうか。


「ぴくと、りんご………あれ?」


どこにもいない。召使い、どこいった。


すると、少し後ろの方で女性と話をしているぴくとが。

パンを売っている少女だ。話しかけられて完全に浮かれている。


「なんなの…………」


私は赤々としたりんごを、シャクッとひとかじりした。


とても甘く、少しだけ酸っぱかった。

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莉萠 - はぇー尊いですわぁ…(遺言) (2020年3月13日 21時) (レス) id: 25d831dc40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 尊すぎてもう…語彙力が…消えた (2020年3月11日 14時) (レス) id: f290e267c1 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 尊い、、、尊すぎる、、、 (2020年2月23日 5時) (レス) id: 94ac8c4fca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美蘭 | 作成日時:2020年2月20日 15時

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