第３話【驚き】 ページ4
Aside
《ＦＷ 豪炎寺修也 灰崎凌平 吉良ヒロト 剛人鉄之助！》
司会が代表に選ばれた人達の名前を読んでいく。ポジション順の様だ。
ポジションどころか、そもそもサッカーに触れた事すらない私には関係のない事だが。
《ＭＦ 稲森明日人 鬼道有人 氷浦貴利名 一星充 基山タツヤ 不動明王 野坂悠馬
ＤＦ 風丸一郎太 万作雄一郎 吹雪士郎 坂野上昇 岩戸高志
ＧＫ 西蔭政也 砂木沼治 キャプテン・円堂守！》
キャプテンの発表があり、尚且つ司会がこれ以上選手の名前を呼ぶ気配がなさそうな為、代表選手の発表はこれで終了のようだ。
私は選ばれなかったことへの安堵と、態々手紙まで送ってきたにも拘らず結局選ばないことへの疑問と少々の不満を抱いた。安堵と不満…というより呆れか。それらが一気に襲ってきたので思わず椅子からずり落ちそうになってしまった。危ない。
だが、手紙を送ってきたくせに選ばないとはどういう事なんだ。ご丁寧にライセンスカードも送って、半ば強制的にここまで呼んできたのだ。どうせなら選んで欲しかったとさえ思ってくる。
けれども、発表が終わったならもうここにいる必要はない。そう思い席を立ちかけたその時。
《そして！ここで追加情報です！》
司会が唐突に代表発表を再開した。
私は思わず白目になってしまった。どうして溜めた。
当たり前だが他の選手たちや観客たちは何も知らないので、皆頭に疑問符を浮かべている。
先程の私と同じように帰ろうとしていた人も、司会がいきなり話し出したのを聞いて出口に向かっていた足を止めている。
そんな中、司会は勢いよく続きの言葉を口にした。
《特別選手枠として…紅月A！》
…まぁそうだよね。
その場にいる人皆が疑問の混ざった歓声を上げる中、私は一人死んだ魚のような目で司会と趙金雲を見つめていた。
先程『どうせなら選んで欲しかった』と思ったが、是非とも前言撤回させてほしい。言葉にして言ってはいないが。
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星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年3月8日 17時) (
レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 杳覇さん» ああああ杳覇様ありがとうございます！！！！はい！頑張ります！！ (2020年12月15日 13時) (レス) id: 481ec78e24 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 初コメ失礼します！！ ずっと見よう見ようと思っていたところで修正タイムになってしまって、ようやく拝読させていただくことができました……！ いやー楽しみです！！続きが気になります！ 更新頑張ってくださいね！ (2020年12月15日 12時) (レス) id: 8682462ce1 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます！！はい！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年9月6日 14時) (レス) id: 481ec78e24 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - ルルさんこんにちは！Twitterではリンの名前です！さっきTwitterの方でお話ししましたが更新頑張ってください！ (2020年9月6日 14時) (レス) id: 7d8d8b211b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるね | 作成日時：2020年5月14日 5時
