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第13話 ページ14

そして食堂




白石「はい、どうぞ」

ミレー「ありがとうございます」



白石はミレーの前にコーヒーを置いて
席に座った



白石「で、今回はどうしたんですか?」

ミレー「はい、実はお話ししたい事があって…
私、明後日ドイツに帰るんです
それを報告したくて」

白石「私に…ですか?A先生ではなくて?」

ミレー「えぇ、帰る前に確認したい事があって」

白石「確認したい事…」

ミレー「単刀直入にごめんなさい
白石さんはA先生の事好きですか?」

白石「………!!?
えっ!?あ、いや…えっ!?」

ミレー「ああ!そんなに焦らないで!
この前の言葉もそうですし、なんか先生をいつも見ている気がしたので…」

白石「…いや…その…」

ミレー「ごめんなさいね
会って間もない私に話すのは嫌かもしれないけど…」

白石「………ミレーさんは好きなんですか?
A先生の事…」

ミレー「私?私は好きよ?
ああいう好きな事に真っ直ぐな人私大好き」

白石「…同じです
私もあの人のそういうところに惚れました
普段は抜けてるところがあって大丈夫かな?って
思っちゃうけど…仕事となれば眼差しが一気に真剣になって…私達の手を引いてくれるような存在…」

ミレー「あなたの方が私よりも断然理解してるじゃない?」

白石「そ、そんな事ないですよ!」


ミレー「ふふっ…私ね実は妊娠してるの」


白石「…………え?」

ミレー「来週で3ヶ月になるわ」

白石「あ、あの…失礼ですがお相手は…?」

ミレー「あら、気になる?お医者さんよ」

白石「そう…なんですか…」



白石は頭を下げてあからさまに気を落としていた



ミレー「あれ?なんで落ち込んでるの?
……あっ、もしかして勘違いしてる?」

白石「え?」

ミレー「私の相手、A先生ではないのよ?」

白石「…え」

ミレー「あら?本当に勘違いしてたのね」



ミレーの言葉を聞いて顔を赤くした白石を見て
ミレーが微笑んだ






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御子柴琥珀(プロフ) - さっちゃさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年2月27日 23時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃ(プロフ) - 更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2018年2月27日 22時) (レス) id: 61baabb323 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - かみさん» ありがとうございます!晴れやかな気持ちで帰ってこれるよう頑張ります! (2017年12月30日 12時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
かみ(プロフ) - 待っています!受験頑張って下さい!応援しています! (2017年12月30日 0時) (レス) id: 99cb845ccb (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ひーたんさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2017年12月1日 18時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2017年11月11日 19時

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