第131訓-ミツバ篇-一 恋とは、愛とは実に難儀である ページ31
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─────恋とは、愛とは、実に難儀である。
【ミツバ篇】
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某日。
いきなりでなんだが、真選組は女人禁制である。だが、客人や上司となればまた話は別だった。
「Aさん!荷物持ちますよ!」
「俺も!なんか手伝います!」
「俺を冷たい目で蹴飛ばしてください!」←
「あ…あぁ、ありがとうございます。後、蹴飛ばしませんから。」
Aもすっかり真選組に慣れ、屯所に来る度に隊士達に慕われるようになった。特に最初に話しかけてくる三人は何かとAを手伝おうとしてきていた。(一人おかしい)
近藤さんの部下やし、悪い人たちやないと思っとるんやけど……。
「(あれ、なんや
近藤がいるであろう部屋に人が集まっていた。Aが近づくと※ヤマニシさんが気づいた。
※山崎です。
「あ!Aさん こんにちは!」
「こんにちは。お前らは何をしているのですか?」
「実は沖田さんの姉上様が局長と今お話していらっしゃるんですよ!」
「沖田さんの?」
「そうなんですよ!……しっかし似ても似つかねェ。ホントに沖田隊長の…?」
「だからよくいうだろ。姉弟のどっちかがちゃらんぽらんだともう片方はしっかりした子になるんだよ。バランスがとれるようになってんの 世の中。」
それはかなり失礼なんじゃないか、と思った時、扉の前にいた隊士達が爆風で吹っ飛んでいってしまった。
犯人はバズーカを持った沖田だった。沖田は目線をAに向けたが一瞬でそらされる。その行為は一度自分がやっておきながらも、こうしてやられると心にくるものがあった。
ここはいつも騒がしいな……、と思いながら倒れた隊士を飛び越え部屋の中を見てみると、アフロになった※ヤマダさんが沖田さんに刀を向けられていた。
※山崎です。
「そーちゃんダメよ。お友達に乱暴しちゃ メッ」
透き通るような綺麗な声が聞こえてそちらに目を向けると栗色の髪色をした色白の女性がいた。
沖田はギロリ、と女性を睨むと……
「ごめんなさい おねーちゃん!!」
「えええええ!!」
土 下 座 を し た。
※ヤマグチさんが驚くのもわかる。ススス…、と沖田さんはその女性に近づくと女性は沖田さんの頭を撫でる。
※山崎です(いい加減わざと)
「まァまァ、ここは姉弟水入らず。邪魔立ては野暮ってもんだ……あれ、Aさんじゃあないか!」
「………Aさん?」
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第132訓-ミツバ篇-二 口では淡白に。心では苦しみ悶える→←第130訓 運に身分は関係ない
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運動系引きこもり(プロフ) - 無影灯さん» はじめまして!コメントありがとうございます!面白いと言うコメントを頂くとやっぱり嬉しいものです…。はいっこれからも頑張りますね!! (2020年3月12日 17時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
無影灯(プロフ) - はじめまして、お疲れ様です!見やすくて、とても面白いです!これからも応援してます! (2020年3月12日 15時) (レス) id: 7a1223e495 (このIDを非表示/違反報告)
運動系引きこもり(プロフ) - 糸針シナさん» シナさんいつもありがとうございます引き継ぎが出来ました。ほんと、お礼したいですいつか。評価の方はこちらで頑張ってみます!ありがとうございました…!!シナさんも更新頑張ってください応援してます…! (2019年11月30日 16時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
糸針シナ(プロフ) - 評価ボタン押せるには押せますが見えませんね…、引き継ぎですが、こちらでできますよ〜!→ https://uranai.nosv.org/favcnt.php (2019年11月30日 16時) (レス) id: 2d5e82106c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2019年11月30日 15時