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第34訓 タイトルで感じる面白さもある ページ34





△△△




「……、…星海坊主さんにAさん?」


「さっさと逃げろ坊主。死ぬぞ。そこの嬢ちゃんもだ。」



星海坊主さんは立ち上がり落下している宇宙船を見る。それは今にも呑み込まんとしていた。



「まさか野郎がまだ生きていやがったとは。しかもどこでご馳走になったのか、あんなにデカくなりやがって。俺としたことが……ツメが甘かったな。」



はやくいけ。と星海坊主さんは急かすが新八もAも動こうとしなかった。新八は神楽を取り戻しに来たんだ。Aも悲しそうにしてる新八を見たくなかった。だからついてきた。



「坊主さんは?」

「坊主さんって何。ねェ、大の大人に向かって坊主さん??」



「……神楽ちゃんが見当たらねェ。アイツの事だ。他の連中を気遣ってまだ船の中にいるかも知れねェ。」


「待って、僕も行きます。…神楽ちゃんをほっとけない。」


「邪魔だ、帰れ。こっからは戦場だ。てめーらみてーなひ弱な生き物にいられたら迷惑なんだよ。……………ここは、俺達の居場所だ。」



新八は至って真剣だった。だが星海坊主はそれを制し、目の前の敵に目をギラつかせる。それは戦場で生き、戦場で死ぬ。それが生き方だ。と言っているような。


Aは星海坊主について思い出す。たしか傭兵部族、戦闘民族の“夜兎”であると。神楽の父親が星海坊主なら神楽さんも夜兎なのか、、今更ながら考えていた。

しかし、新八は引くことなく「でも…」と言葉を続けようとするが星海坊主が和傘を振る。どうやらえいりあんが迫ってきていたようだ。



だけどそれは星海坊主も同じだった。迫ってくるえいりあんに対していち早く気づいたAは持ってる短刀(ナイフ)で細かく切り刻んだ。

えいりあんを斬った時に出てきた緑色の液体がAの頬についた。そんなのを気にすることもなく落ち着いて、でもすこし顔をしかめて言った。




「生憎、私はそのひ弱な生き物の中でもちょっと特殊な家系で産まれたので力には自信があります。…ので、私も神楽さんをほっておけません。」


「…Aさん。」



「それでもだ。俺達の生きる場所は違うっつてんだ。これ以上神楽に関わるな。これ以上神楽を苦しめるな。人が簡単に変われると思ってるのか?」



また、悲鳴が聞こえた。Aは咄嗟に反応しえいりあんに襲われてる人を助ける。

また、液体がかかる。



「……私は助ける。友達……やし。」

「オイ!待て!!」




△△△

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迷い猫 - 絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください! (2021年10月11日 7時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ!!これからもよろしくお願いしますね!! (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ!素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい!応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます!!そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね!(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2019年5月19日 22時

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