第27訓 悪ィな、てめーら。この小説ちとシリアスシリアルが多いぜ ページ27
「銀時達は座っとって。私が助けに行く。」
立ち上がってるAを見つけた攘夷浪士が何をやっている!と怒鳴り声を上げた。Aは無視するとトマトみたいに真っ赤になった攘夷浪士が襲いかかってきた。
「Aさん!!」
「A!!」
Aは走り寄ってくる攘夷浪士の足をタイミングを見計らって引っ掛けた。前のめりになって倒れてくる攘夷浪士の腕を両手で掴み、ぐるんと回した後ハンマー投げのように窓から投げた。
「ギャァァァァァ!!!」
「きっ 貴様ァァ!女といえど容赦はせん!殺せー!!」
またもや神楽と新八がAの名前を叫ぶが、Aは着ている服を脱いであの紺色の服装になる。脱いだ服は目眩ましにして攘夷浪士が止まっている間に近づいた。
「……子供を人質にとるなんて、」
胸元から
「侍の風上にも置けんな。」
あちこち歓声が起こる。Aは子ども達に近づき「大丈夫?」と声をかけた。
にぱーっ と笑顔になる子どもを見て一安心するA。
だがしかし気づいていなかった。ラストの一人。
Aはしまった顔をするがせめて子どもだけでもと庇う姿勢に入る。
「お姉ちゃん!」「いやー!!」「助けてよーーー!!」
子ども達が泣き出す。ここで戦って血を見せてこの子達の純粋を傷つける訳にはいかない。Aは覚悟を決めるが、
刀を持って襲いかかってきたがそいつは横に吹っ飛ばされた。見てみれば銀時が木刀で飛ばしていた。
「銀時…?」
「A。俺ァ今万事屋銀ちゃんをやっててねぇ。その名の通り何でも屋なんだ。だからよォ…」
そこのガキに頼まれたんでね。報酬ももらったし。と後ろを指すといつの間にか逃げ出したのか1人の男の子が私達のいたテーブルに必死に堪えてるのか涙目でいた。
気を取られていると銀時はまた彼女の名前を呼ぶと一枚の名刺を差し出す。
「……万事屋銀ちゃん、坂田銀時…。そーか、あの三人でやっとるんやね。」
「あァ」
「銀時。銀時は五年前の喧嘩の事を覚えているかって聞きたかったんだよね。私は当然、覚えてるよ。ヤクルコの事もそうだけど」
倒れてる攘夷浪士と立っている男女二人のその光景は昔を思い出させるには十分だった。
たくさんの天人の死体、血まみれになりながらあの二人は言いたい事言い合って別々の道を辿ることになった。
彼女の目から光が失くなったのもその時だった。
第28訓 誰かを護る時の刃は何よりも強い→←第26訓 テロって聞くと本当に居るの?って思うけど銀魂の世界ならあり得る
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迷い猫 - 絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵うま!!絵う((( 殴面白いです‼頑張ってください! (2021年10月11日 7時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ライさん» お褒めに預かり光栄でございますっ!!これからもよろしくお願いしますね!! (2019年6月22日 23時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 面白いっ!素敵な作品をありがとうございます。これからも更新頑張って下さい!応援しています。 (2019年6月21日 20時) (レス) id: 2ac506ad59 (このIDを非表示/違反報告)
miraiwalk8(プロフ) - ぽんさん» ありがとうございます!!そのような誉め言葉嬉しい限りです。これからも応援よろしくお願いしますね!(^-^) (2019年6月9日 5時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初めて拝見させて頂きました ! 文章もわかりやすく、とても読みやすいです。これから物語がどう展開していくか楽しみです ! 応援してます ! (2019年6月9日 0時) (レス) id: d2be23fc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:運動系引きこもり | 作成日時:2019年5月19日 22時