幕府のボディーガードさん【銀魂】

第12訓　上司はちゃんと仕事をするべきだと思います ページ12

【Aside】


「はぁ…眠いなぁ…」


こんちには。東雲Aと言います。ていうか知ってますよね？
私は今真選組屯所前にいます。まぁ、何故かっていうと回想で伝えます。








、









────回想的な


城内にて一人、厳つい男がある部屋に堂々と入っていきその中にいた人物の頭に銃を突きつけた。




「A！Aはどこだァ！」



「……ここにいますが、目の前にいるんですが、何か？…というか私の名前を二回言って呼ぶのはやめてください。そういうくだりは舞蔵さんの時にもやりましたよ。」



「細かい事ごちゃごちゃ抜かすんじゃあねェ。てめェの話は長ェんだよ。10字以内でまとめろ殺すぞ？？」



「失せろエ ロじーさん。」



「はい決定〜万死に値しま〜す。おじさんの心傷つけた〜。…でも死ぬ前に…」




コレ、やっとけィ。と顔面に紙をバンッッ！！と押し付けられた。…痛い。おい私女やぞ。

その押し付けられた紙を見てみると、




「……また、書類やん…あ、…ですか？」


「おい敬語使えって言ってんだろォ？」「使いました。」「取って付けた、みたいになってんだよ。」




松平とは常に喧嘩腰で話してる。私の上司には変わりないんやけど、これでも元攘夷浪士やから。


“護衛(ボディーガード)”っていう立場なんに何故か真選組という組織の上に立たされとるし。松平の下やけど。


松平(あの人)のしたいこと、というか私にさせたいことがよくわからん。一体どういう立場にさせたいのかも。





「ていうか何の書類…………ん？【真選組活動調査報告書】？……これアンタ…貴方がやるべきものじゃないん？…ですか？」


「まァ、やっとけよ〜」


「全ての話無視して結果書類を押し付けて行くんやない！！自分でやれやっ オイ！！」




─────回想終了




………………ね？こんな事があったんですよ。会話文だけ見てもらえれば内容はだいたい分かりますよね。はい。

ちなみに真選組では前回お世話になったのでお礼も兼ねてたこ焼き買ってきたのですが…たこ焼きでよかったんかなぁ…？？



「ま、とりあえず真選組は常日頃何しとるんか分からんからなぁ…。真選組を知る良(え)え機会かもしれんし。………………よし、行きますか。」




こうして真選組屯所前の門を叩いた。

第13訓　“一応”って言葉、たくさん使ってるけど本当にそうですから。ビミョーな立ち位置なんですよね、私→←第11訓　脇だけ洗っときゃいいんだよ　脇だけ　ていく、つー

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