memory63〜施設の正体〜 ページ30
ヒロトの見事なまでの作戦のお陰で、アタシ達はあの警備を突破し何とか施設へと潜入する事に成功していた。
ヒロト「よし潜入成功！いやぁ皆ありがとう！こうして潜入出来たのは皆のお陰だよ！」
風丸「いやいや…ヒロトが作戦を立てていてくれたから、こそだろ？感謝したいのは寧ろこっちだ」
ニカッと笑って皆へ感謝を告げるヒロトに対し、首を振ってそう微笑する風丸。
それに同調するように、先程の作戦の中心となったメンバーがうんうんと首を縦に振る。
そんな団員達にヒロトは嬉しさから頬をほんのりと赤に染めるのだった。
そんなほんわかとしたやり取りを眺めつつも、アタシはこの施設の内装をじっと凝視する。
全体的に白を基調とした無機質な内装、それはまるで病院のような建築物を彷彿とさせる。
だが病院ではなさそうだ、だとしたら一体何か。
不動「それにしても…不気味な施設だなァ？本当に秘密機構の施設だったりしてな」
神・霧・氷「え"っ？」
亜風炉「ま、まあまだそうとは決まってないから…怖がらなくても大丈夫だと思うよ？」
不動の冗談に固まる一部面子、それを宥めるアフロディ。
まあ冗談とは言えど今の所はそれが濃厚ではあるが。
コスモ「それを調べる為にも早速調査しましょう！…ん〜何か電子機器でもあれば、ボクがハッキング出来るんですけど…」
南雲「んじゃそれ探しつつ調査開始すっか！」
コスモの独り言を拾った南雲がそう宣言するのを合図に早速調査開始。
元々調べる予定だった内装や細部についてしっかり調べて、コスモに情報を纏めてもらった。
勿論、情報の真偽を確かめる為にアタシの"目で見通す"と鬼道の"目を疑う"の二重で調べておいたから、確かな情報と言える。
そうして調査しながら施設の奥部へと進んでいくと、不意に今までぼんやりとしていたシロがふとこんな事を呟いた。
シロ「ねえ…何か…水の音みたいなの…聞こえる…」
豪炎寺「…確かに聞こえるな」
佐久間「どうやら…あの部屋からみたいだな…」
佐久間が指さした先には一つの部屋、確かにそこから水の流れる音のような物が聞こえる。
アタシらは少し不安を覚えながらも、そこへと入ってみる事にした。
中に入るとそこには…いかにも怪しい大きな装置が佇んでいた。
その装置は…"人体実験"でも出来る物であった。
鬼道「これは…まさかこの施設は…」
A「どうやら人体実験とかを行っている…"研究施設"みたいだな…」
こんな所を調査していたのか…
story64〜危険な研究施設〜→←story62〜まさかの強行突破〜
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
