story61〜とある施設潜入作戦〜 ページ28
"アングィス"…という何とも奇妙な名の依頼者の依頼を達成する為に、アタシ達は幾つもの交通機関を利用して…ようやく例の場所であるとある施設へと辿り着いた。
とある施設はパッと見どこにでもありそうな建築物であり、特に何の変哲もなさそうに思えるが…一体依頼者は何を考えているのやら。アタシにはさっぱりだ。
まあ依頼は依頼だし、アタシがそんな事を考えていても仕方がないんだがな。
ヒロト「えっとここが例の場所、だね?さてと久々の依頼パート2な訳だし、皆張り切ってこー!」
それでも尚、謎の溢れる場所には変わりないらしく、団長であるヒロトが胸を躍らせながらそう鼓舞する。
全く…調子の良い団長だな。まあそこがヒロトの良さか。
鬼道「…基山、一つ聞いてもいいか?」
そんなヒロトに対し、先程から何やら豪炎寺らと話していた鬼道が挙手をしつつ尋ねる。
ヒロト「ん?どうしたのかな鬼道くん?」
鬼道「この施設を調査…とは言ったものだが、具体的には何を調べるんだ?」
ああ確かに、それは聞いていなかったな。
涼野だって"施設の調査"としか言ってなかったしな。
なんて思っているとヒロトは分かりやすく顔を引きつらせる。
え?何か不味いことでもあるのか?
ヒロト「あはは…実は何を調査するとまでは分かんないんだよ」
全員「え"っ」
おいおい分かんないって…それは駄目じゃねえの?
ヒロトに内心ツッコミながらも、アタシは依頼を受けた本人である涼野へと視線を向ける。
するとそれに気づいた涼野が溜息を吐いては、首を横に振ってこう続ける。
涼野「嘘ではない…実際あの依頼にはここの調査をしろと書かれていただけで、他には何も書かれてはいなかった。メールと共に送られてきた添付ファイルは…ここまでの行き方が載せられていたのみ。何を調査するとまでは…」
そう告げる涼野にアタシらは渋々納得せざるを得ない。
にしてもホント依頼者は何をしたいんだか…
鬼道「ふむ…そういう事か。なら…この施設がどういったものか、それとここの内装がどうなっているかを調べるのが手だろう」
豪炎寺「ああ確かにな…何も調査しないよりかはそれが妥当だな」
ヒロト「流石メカクシ団の頭脳担当の2人だね!よしそれじゃそうしよう!」
鬼道らの名案に団員も拍手を送る。
いや〜流石の一言に尽きるもんだ。
ん?そういや…
A「そういやどうやって中に入るんだ?中々厳重そうだが…」
ヒロト「ああ、それは強行突破だよ☆」
…ん?
story62〜まさかの強行突破〜→←memory60〜いざ極秘調査〜
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*彩葉*(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜! (2021年12月25日 10時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
*彩葉*(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜!喜んでもらえて良かったです!! (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ノありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
*彩葉*(プロフ) - さくらもち。さん» アッアッありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー!待ってました!!更新頑張って下さい!!応援しています!! (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*彩葉* | 作成日時:2021年8月22日 17時