【イナイレ】夏色デイズ.2 【カゲプロパロ】

memory60〜いざ極秘調査〜 ページ27

翌日…スヤスヤと寝ているアタシの耳元で、大音量のサイレン(と言う名のアラーム)が鳴り響いたのは言うまでもないだろう。←

勿論犯人はうちの疫病神ことコスモである。

朝っぱらからアイツに対して怒鳴った所、アタシの隣の不動と鬼道が眉間にしわを寄せて部屋に突撃してきた。

まあそりゃあ朝っぱらから大音量のサイレンとアタシの怒鳴り声が響けば、そうはなるだろうが。

ともかく元凶はコスモなのだから、アタシを責めないでくれよな？

はい、こんな事もあったが…とりあえず依頼の前にリビングに集合する事になった。

ヒロト「うん、皆集まったようだね？体調も良さそうだし！これなら依頼も大丈夫そう！」

にぱっと爽やかな好青年風の笑みを浮かべるヒロト。

その隣には…何やら凄く不機嫌そうな南雲と涼野。

おいおい…お前らどうした？？喧嘩でもしたのか？？

風丸「えっと…二人とも機嫌悪そうだが…どうかしたのか？」

南雲・涼野「…朝からうるさかった/騒々しかったから」

これにはビクッと反応したのはお決まりのコスモである。

アフロディ「あ〜確かにね！何だろアレ…サイレン音みたいな？」

神童「俺も聞きましたね…お陰で目は覚めたんですけど」

佐久間「ああ…後怒鳴り声もしたよな？」

豪炎寺「したな。やけに大きく響いていたし」

シロ「…Aの声…だよね？…メカクシ団に…女の子…Aとコスモしか居ないし」

霧野「絶対夏空さんですよね…？サイレンはコスモさんでしょうけど」

団員達から次々と出て来るクレームに顔が引きつって行くコスモ。

アタシはというと…苦笑しかしてない。いやアタシ悪くないからな！？

涼野「それで…？誰が元凶なのか教えてくれないか？…然るべき処置が要る」

物凄く黒い笑みを浮かべる涼野。それにビビるメカクシ団。

コスモ「エットデスネー…」

A「あ、犯人コイツ。ついでに言うとアタシ被害者」

コスモ「ちょご主人！？」

涼野「ふぅん…？そうなんだ…？」

この後、涼野による説教タイム(30分)が行われたという…？

ヒロト「えーと…それじゃ本題に戻るとしよう。今日は依頼である、とある施設の調査に行くよ。そこでは何が起こるか分からないから、皆いつでも能力を使えるようにしていてね？」

ヒロトの指示に皆頷く。何せ今までにない依頼だ、自然とこうなるのも当然だろう。

ヒロト「…準備はいいかい？それじゃ向かうとしようか」

これが終わりに繋がるという事はアタシはまだ知らなかった…

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