memory59〜謎の依頼〜 ページ26
A「依頼…？またかよ？」
涼野「ああ…私も信じられないんだがな…。何せ今まであまり依頼が無かったものだから…」
いつもはポーカーフェイスの涼野が本当に驚いている顔をしているものだから、これは相当なものだと実感した。
にしても今まで全然依頼なんて入ってこなかったと言うのに、何故こんなタイミングで依頼が入ってきたのだろうか。
まさか今日の事がネットに出回った訳じゃないだろうし。
今日の依頼者である緑川がネットに告知する事はまず有り得ない。
…まあ恐らくは風の噂の類だろう。きっとアタシの考えすぎなんだと思う。
ヒロト「それで…？その依頼っていうのは？」
ヒロトが皆の聞きたがっていたであろう事を代表して質問する。
涼野「依頼者の名はアングィス…まあ妙な名ではあるがな。それで依頼内容は…何でもとある施設を極秘調査してほしいらしい」
全員「とある施設を極秘調査ァ！？」
うん、お前ら揃って良い反応するな。まあ普通はそうなるよな、何せ極秘調査って言う位だし。
というか涼野さらっと依頼者の名前ディスったよな？アタシの気のせいか？
緑川「それで…やるの？この依頼…聞く限り怪しさ万歳なんだけど」
ヒロト「う〜ん…折角俺たちに依頼してくれたんだし。やろう。皆はどうだい？」
ヒロトが団員たちに向かってそう尋ねれば、団員たちはそれに答えるようにこくりと頷いた。
南雲「それじゃ今日はこれでお開きにして、依頼に備えて休むとするか！じゃ俺眠いから先に寝るぜ〜…おやすみ〜」
南雲が欠伸をしながら自室に入って行くのを合図に、団員たちも今日の疲れを癒すべく各々の部屋へと消えていく。
無論それはアタシも同じで、今日酷使した目を擦りながら部屋へと向かった。
緑川(どうか…アレが繰り返されませんように…)
緑川が胸中で祈っている事など全く知らずに。
部屋に入ると、アタシは真っ先にフカフカのベットへとダイブした。
それ程疲れていたからである。それを見てコスモはクスクス笑う。
コスモ「クスクス…ご主人何やってるんですかぁ？」
A「あ〜…？別に何でもいいだろうがぁ…取り敢えずアタシは寝るから。コスモは明日の早朝にちゃんとアタシを起こしてくれよ？これはご主人からの命令〜…」
そう言い終えて、アタシはそのまま夢の中へ向かっていった。
コスモ「ええ了解ですよ…。やっぱりボクの事覚えてないんだね…馬鹿夏空」
コスモばポツリと呟いた言葉は眠るアタシには届かなかった。
memory60〜いざ極秘調査〜→←memory58〜新たな依頼…？〜
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
