memory38〜メカクシ団への依頼〜 ページ3
あの後…アタシは南雲と夜が明けるまで駄弁る事で、何とか乱れていた精神面を落ち着かせた。
コイツは喋りが上手いのか、アタシが興味のない話題でも何だか面白く話せた。
その話の中で新たに知った事がある。
一つは…南雲と涼野とヒロトは皆孤児だった事。
もう一つは…三人はある一家に養子として引き取られ、その一家の一人息子を兄として慕っていた事。
そして…その兄は既に亡くなっている事。
南雲によるとそれは突然の死だったらしい。
何が死因なのかは教えてはくれなかったけど…そんなの執着して聞くような事じゃないしな。
そうして…永かった夜が明けた。
ヒロト「おはよう〜……アレ？二人とももう起きてたの？」
まず最初に起きてきたのは、現メカクシ団団長であるヒロト。
南雲「まあな！何か目が覚めちまってよォ……だから夏空と駄弁ってたんだ。な、夏空？」
A「あ、ああ……」
ヒロト「そっか。でも今日は多分忙しくなるだろうから、寝てないからって絶対昼寝とかしないでよ？」
南雲・A「分かってる」
そうヒロトはアタシらに釘を刺してくと、他の団員を起こしに各部屋へ向かった。
次に起きてきたのは、期待ルーキーである神童と霧野。
あ？そういえば霧野、昨日は涼野の部屋で寝たはずだよな？
その肝心な涼野が一緒にいないとか…まさか置いてきた？
神童・霧野「おはようございまーす」
A「おお、おはよう。霧野、涼野はどうした？アンタ、確か涼野の部屋で寝たよな？」
霧野「ああ、涼野さんですか？涼野さんならもうとっくに起きてて、何かパソコンいじってましたよ。一緒に行きましょうと声かけたんですけど、先に行けと言われたので」
A「ああ成程」
てか、朝っぱらからパソコンやってるとか…もしかしたら涼野、アタシと同志か？←
その後…ヒロトが起こしに行ったのもあって、続々と団員たちがリビングへとやって来た。
だがやっぱり…涼野だけはやってこなかった。
不動「団長さんよ〜？あの副団長さんはいつになったら来る訳〜？」
ヒロト「もうちょっとだよ、もうちょっと……」
鬼道「いや本当に来るのか？」
コスモ「こういうのって……ミステリーであるあるじゃないですか！」
豪炎寺「止めろ、縁起が悪い」
皆涼野が来ない理由を言い合っては否定し合うという、謎の行為をしていた。
と、その時。荒々しい足音と大声が部屋中に響いた。
涼野「皆！久しぶりに依頼が入った！」
え、マジで？
memory39〜依頼者が降臨致しました☆〜→←memory37〜最悪の目覚め〜
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
