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シャ「え…」
なにが起きたのか理解も出来なかった。
ずたずたの身体に鞭を打ち頭を上げると、青色のジャージを来た俺と同じ位の少年が居た。
きん「大丈夫？！」
彼は俺を心配そうに見つめると、言った。
きん「レオ！今解除するから処理宜しく！」
なか「おけ！頑張る！」
その瞬間、世界が動き出した。
「あれ、どこいｔｔ…」 なか「「アイスレイン！」」
男たちの台詞を聞く間もなく、彼らの後ろに立っていた水色の瞳の少年が、氷の魔法を発動させた。
その間に、青色の少年は俺の身体を魔法で持ち上げると氷塊の雨を潜り抜け、少し離れた路地に入った。
シャ「あなたたちは…」
俺は青色の少年の顔を見る。彼は安心したようにふう、と一息をついた。
きん「テレポート！」
彼がそう叫ぶと、さっき魔法を発動させた水色の少年が、彼の隣に現れた。
なか「ふ〜。危なかった...」
きん「普通に一般人って言っても強い方なんだよなｗ…あ！怪我してる...レオ、お願いできる？」
なか「おうよ」
水色の瞳の少年はそう応答すると、さっき転んで擦りむいた右足の傷に手を当てると、呪文を唱えた。
なか「「ケアル」」
その手の中から、優しい水色の光が溢れ、俺の傷を癒す。
同時に、麻痺も癒えたようで。
シャ「ありがとう...本当に...俺捕まってた...」
きん「いいんだよ、俺も同じ追われる身だし。」
なか「俺は手伝ってあげてる身、かなあｗ」
俺はそんな2人の暖かい性格が、気に入っていたのを覚えている。
きん「そうだ、君の名前は？」
シャ「…ミドル。緑魔法一族の跡取り」
なか「そっか...そりゃ誘拐されそうになるわｗ」
きん「俺は…。フレッド、で覚えてくれれば。」
シャ「ありがとう...。本当に。じゃあ、俺行くね。また会えるといいな。」
なか「うん、またね。」
…彼らが再び出会うまで、あと7年と29日。
〜
〜シャークんSide〜
そういえば、そんなことも有ったなあ...。
俺は寝袋の中で、昔の思い出を思い出していた。
きん「シャケ〜？もう寝んの？早くね〜？今日のごはん、食べないの〜？」
シャ「ああ、今行く！」
…残念ながら、今はその2人が何処に居るのか判らないけど。
せめて恩返ししたいなあ...。命、助けて貰ったんだから。
なか「じゃあ、いただきます！」
「「いただきま〜す！」」
そんなことを考えながら、今日もまた彼らとの日常を過ごすのであった。
〜
残念ながら、彼らがこの事実に気づくのは、もう少し先の話である。
そのに、青が水色を救った話→←【番外編】そのいち、緑が助けられた話
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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