【番外編】そのいち、緑が助けられた話 ページ45
(´・ω・`)
どうも本編作者ことらっきーです。
一応、「魔法世界」編が完結したので、短めに挨拶を。
今まで見て下さった方々、ありがとうございました。
今後も良かったらこの駄作をご自愛頂けたら光栄です。
では長くなりそうなのでこの辺で。50話までは、番外編を書きます。
次は「6つの色と色彩世界。」の挨拶でお会いしましょう。
See you next time...
〜
これは、彼らが幼少だった時の思い出の一部である。
〜シャークんSide〜
もう歩けない程に疲れている足をまだ酷使し、見えないゴールへと走っている。
流石に魔法で対抗しようとしても、反撃されるだけだ。
家に帰れれば...。お母様が守ってくれる...。
俺はその時も狙われる身だった。
ふと後ろを向く。
シャ「大人気無いなあ…。」
未だに研究者たちは俺を追いかけていた。
「待ちなさい！」
シャ「やなこった！」
そんな会話が続けられていた、その時。
シャ「あっ…
行き止まり…」
焦って別な方向に逃げてきてしまったのだ。
じりじりと、大人たちが俺に迫る。
その身体はまだ6歳程の俺の何倍も大きかった。
「チャンスだぞお前ら！逃がすな、此奴捕まえたら大金だぞ！」
そう親玉が叫んだ声が、更に俺を焦らせた。
…やるしかない。
俺はポケットにまだ小さい腕を突っ込み、ダガーをそっと握った。
飛びかかって来た瞬間、刺す！
そう、思っていた。
「うおおおお！！」
野太い叫び声を挙げ、予想よりも多い人数が、俺に案の定飛びかかってくる。
先ずは真ん中の男の腹にナイフを真っ直ぐ投げるとダガーに持ち替え走り出し、あっと言う間に彼らの後ろに回った。
シャ「これでも食らえ！」
上位魔法のポージングを取る。周りに有った小石を利用して...。
その瞬間、俺の周りに何気なく有った石が浮き上がり、弾丸となって彼らに直進。
まさにそれがぶつかる、その瞬間。
シャ「うわっ！」
俺の腕に、ちくっとした痛みが走った。
はっとなった。ついつい目の前の敵に気を取られ、後ろに気を付けていなかったのだ。
その注射器の中に入っていた液体の色から、俺が何をされたのかは何となく想像がついた。
それを抜こうとした時、俺の身体が自我を失いふらっと地面に伏せた。
注射器に触れようにも、腕が痺れて思うように動かない。
「捕まえろ！」
男の声が、聞こえた。
俺も、諦めかけた時。
世界が、灰色に染まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
