ごめんなさい ページ5
〜きりやんSide〜
スマ「ああ〜！すまん、やっぱり言えねえ...」
きり「なんで...」
さっきから硬直した状態が続いている。
俺はもう我慢が出来なかった。
きり「スマイル！...教えろ。」
スマ「…」
きり「…教えて！お願い...このまま悩み事を抱えたまま旅を続けるなんて...俺は嫌だ！」
するとスマイルは、やっと口を開いた。
なにかに脅えているみたいに震えていて、俺は違和感を覚える。
スマ「…わかったよ。」
するとスマイルは急に、俺に向かって
頭を下げた。
まさか意外と負けず嫌いなスマイルが、そんなことをするとは思えなくて。しかも悪友のような存在の俺に対して。
きり「…え？！」
突然の出来事に、俺は驚きの声を上げる。
スマ「きりやん。ごめん、ごめんなさい...お前の、その…紋章が奪われたのは、俺のせいなんだ...」
きり「…え？」
音は同じ。
だが、さっきとは心情がまったく違う状態の驚きの声を、再度俺は上げた。
〜シャークんSide〜
「彼奴、黒魔族の末柄だって言ってたけど、違う」
きんときは俺が問い詰めると、心外な理由を話した。
…は？
スマイルが…。なんの為に...そんな嘘を...
シャ「どういう...こと？詳しく説明してくんね？後、なんでお前が知ってるのかも。」
きん「…分かったよ。…じゃあそれを話すには、きりやんの話からしなきゃだな。」
シャ「え？なんできりやんが出てくるんだよ...あっ！！まさかあいつ等…」
俺だって認めたくはないが上位種族だ。その中で伝わっている教え…みたいなものに、俺は思い当たることがあることを思い出した。
きん「…流石だな、シャケ...解ったのか。」
シャ「…信じたくないけどな。まさか...でもあれは伝説だろ？！」
きん「ああ...俺もそう思ってたんだよ。スマイルに話される前までは、な。」
そう言って彼は、俺の知らないきりやんの過去を、話し始めた。
きん「お前知ってる？きりやんが...何で紋章にあんなに執着するのか。」
シャ「…知らない。」
きん「彼奴…昔は持ってたんだよ。」
シャ「そうなの？じゃあ何で...」
きん「じゃあ話すか...」
彼は、立ち上がって俺に向かった。
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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