青色と紫色 ページ15
〜スマイルSide〜
スマ「…きんとき。」
俺は目の前に座っているきんときを呼んだ。
きりやんは、置いてきた。
いいや。もう許してくれるなんて、そんな甘いこと考えてない。
一度は考えたさ？
だけど...俺のしたことがもしきりやんに許されたら、きりやんは救われない。
この世界でずっと暮らし続けることになる。
そんなの...
俺は、絶対に嫌だ。
だから、俺はきりやんを置いてきた。
正当化しちゃってるかな…。
いや、そんなことはない...ない...
きん「スマイル...。許して貰えなかったんだな。」
スマ「ああ...でも、これでいいんだ。」
きん「本当にいいの？俺も本当はこんなことしたくないよ？だけどさ...やっぱり力は、持ちすぎると悩むね。記憶操作だなんて...」
スマ「お前は、お前で決めて。俺は...」
きん「ずっとこっちにいるんだろ？それしか出来ないから。」
スマ「…うん。俺ときりやんは影と光...もし俺がアウトランドの門をくぐったら、影を失った光は、消える。その逆もしかり。どっちが一瞬早く門をくぐるか、それで決まる。だから...」
きん「「俺なんて居なかったことにしてくれ」か。はあ...また結構な力使うよ...本当は俺だってやりたくない。」
きんときは俺の言いたかったことをすんなり理解した。矛盾だが、少しだけ悲しくなる。
スマ「その代わりだ。お前の身体も持ってあと一週間だろ？だから元の完全な身体を手に入れるためには、誰かから魔力を分けてもらうしかない。」
きん「…」
スマ「俺だってお前に消えてもらいたくないんだよ。…誰にするんだ？」
こんな質問も出来ればしたくなかった。
だけど、俺以外の皆が、確実に魔法のない世界に行ける方法...追われない世界に行ける方法はこれしかない。仲間を生贄にだすようなことはしたくなかった。だけどきんときには、確実に魔力を持ってもらわないと困る。
きん「…」
スマ「決めてないなら、決めろ。今すぐ。」
そう言うと彼は少し悲しげに、迷うように、言葉を絞り出した。
きん「Broooock、かな。」
スマ「…そっか。」
〜BroooockSide〜
なか「ねえ、何で俺らきんときに捕まったの？」
Nakamuは記憶も消されているようだった。
まさかきんときがこんなことをするなんて思えなかったから、僕も混乱している。
不幸中の幸いは、
僕が途中で起きて、記憶の魔法が掛けれらてなかったってことだ。
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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