辛い思い ページ2
〜スマイルSide〜
なか「えっと、これからのこと確認するよ？」
そう言うと俺たちのリーダーは、地図を広げ、一つの場所を指さした。
なか「ここが俺たちの現在地。で、ここから『異世界ゲート』があると言われている聖なる洞窟へは、大きな敵の国と、『迷いの森』を真っ直ぐ突っ切ることは避けて通れない。」
シャ「迂回すればよくね？」
きり「迷いの森が敵国の中にあるんだよ。しかも聖なる洞窟もその中だと言われてる。」
スマ「言われてるって...本当にあんのか？」
なか「大丈夫、行ったことあるし、行けばわかるよ。」
きん「なんか嫌な予感するけど、判った...ってぶるーくなんか喋れよ！」
きんときの言葉に全員が振り返り、凍てつく視線をぶるーくに向けた。
次に、俺らは一斉に溜息をついた。
きん「本当にぶるーくは...」
シャ「この状況で寝れるって逆に凄いわ」
きり「知ってた」
ぶる「ん？おはよー、話まとまった？」
…まだまだだよ！寝ずに聞いてろ！
〜
なか「で、敵国の中通るときなんだけど...実は俺らの行き先、ばれてるっぽくてさ。」
その言葉を聞いたとき、今度はきりやん、Nakamu以外の人が凍りついた。
行き先がばれたら...潜伏とかもあり得るし...
きり「シャケが捕まったときあったじゃん？あの時に機械にかけられたんだよ...」
シャ「あ...それはごめん、マジで。」
シャケは苦い顔をして謝った。
でも、あの時のシャケは本当に苦しかったんだと思う。
あの電流以外にも。
俺らが余りにもプレッシャーをかけすぎてたんだ。
きんときの場合も似てる。
Nakamuに悲しい顔をさせたくないから、中々言い出せなかったんだ。
もう、苦しい思いをする人を出したくない。
そう思ってたんだ、けどなあ...
俺は横目で、Nakamuと経路の確認をする、きりやんを見やる。
ごめん。
俺…。
その時、言おうとした。
けど、出来なかった。
この時、初めて。
きんときの気持ちが、解った気がした。
なか「じゃあ、大勢で捕まるリスクを避けるために、国の中はチーム別で行動しようか。じゃあきりやんは俺と、スマイルはぶるーくと、シャケはきんときと、でいい？…スマイル？大丈夫…？聞いてる？」
気が付けばNakamuの顔が眼の前にあった。俺は咄嗟に言う。
スマ「ああ、大丈夫だよ」
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らっきー(プロフ) - 紅来さん» ありがとうございます！かなり矛盾している箇所もありますが...('Д') (2019年4月21日 16時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
紅来 - 初コメです読んで感動した。よくここまで考えられるって思います。続き楽しみです！ (2019年4月21日 13時) (レス) id: 290a4e9311 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 弥弧さん» うえええええ？！！マジですか？！ありがとうございます！頑張らせて頂きます！ (2019年4月21日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
弥弧 - らっきーさん！久しぶりのコメントです！いつも楽しみにしてました｡続編楽しみです！((毎日見てるから大体覚えちゃいました！更新頑張ってください！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - 零さん» はい！ありがとうございます！今後も出来たらで良いので、この見切り発車作者を宜しくお願い致しますです(´・ω・`) (2019年4月20日 17時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
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