向日葵 - 18 ページ19
損保ジャパン日本興亜美術館では、向日葵を見る為に子供たちが訪れていた。
この美術館は42階に設営されており、展示室に向かう通路の大きな窓からは東京の景色が一望できて、歩美、光彦、元太は感嘆の声を上げていた
歩「うわぁ、高〜い！」
光「スゴイですね〜！」
元「見ろよ、ベルツリーが見えっぞ!!」
歩「ホントだ〜!!」
コ「オメーら。ひまわりを見に来たんじゃねーのかよ」
歩「あ、そうだった」
元「よーし、ひまわり見に行こーぜ！」
光「あっ、二人とも走っちゃだめですよ〜！」
コ「ったく………」
バタバタと走って行く中、コナンと灰原、そして阿笠が後を歩きながら着いて行く。
目的がひまわりかどうか怪しい程に、目移りが過ぎる…。だなんて思っていたコナンに気付いた灰原がコナンの肩を叩き阿笠を指差した。
その様子を見てどことなく察したようだった。
灰「それにしても、あなたまでこっちに来るとは思わなかったわ。会議に出なくてよかったの？」
コ「あっちはプロフェッショナルが六人もついてっからな。それより今は、キッドが何か企んでいるかだ。奴が宝石以外のものに興味を示すなんて、やはりおかしい……。」
灰「それで、ターゲットとなったゴッホのひまわりを見に来たって訳？例の彼女さんもいるのに」
コ「ああ…………、えっ、は？Aも？」
灰「ええ。話によるとね。」
コ「…………ぁぁ…行きゃーよかった…」
灰「バカ。」
光「あっ、ありましたよ！」
先に到着していた子供達と合流し、大きなガラスの向こうに並べられたひまわりの絵を指差した。
「うわあぁ〜」と声を上げ、目を輝かせてひまわりにかじりつく。
ただ、子供に芸術は早かったのか、徐々に興味を失っていく。
それよりも、子供達よりはしゃぎ始めたのは阿笠だった。
子供達に注意されてたけど。
そんな中、騒がしくした事をベンチに座り見ていた老婆に灰原が頭を下げ「騒がしくて、すみません」と声を掛けた。
「お嬢さんは、ひまわりよりも、別の事に興味があるようね。」
灰「え？」
「ずっと見つめていたようだから。」
老婆はそういって、コナンの後ろ姿に目を移した。
灰原は顔を赤らめ、慌ててコナンから目を逸らす。
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ゆうみん - コナン君は、彼女ちゃんが大好きなんだね、これからどうなるのかな続きが楽しみです😄 (10月16日 7時) (
レス) @page8 id: 0a46edb41a (このIDを非表示/違反報告)
みらい@ﾏｻｲ(プロフ) - ハロウィンの花嫁と同時並行で進めていきます。(主が書きたくなっただけ) (2024年5月9日 23時) (レス) id: b5937c566a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2024年5月9日 23時
