【名探偵コナン】オークションに潜入するとずっと連絡の取れなかった同期が出品されていた

またね ページ23

『ねぇねぇ！これ作った！あげる！！』



降「……アルバム」



諸「かなり分厚くない？！」



『そりゃあ隙あらば君達を撮ってたからねぇ〜、プロカメラマンのA様にかかればお手のもんよ！！』



松「誰がプロだよ。」



『なぬっ、イチャモンかね松田陣平くんよ』



萩「にしてもよくこんなに撮れたな」



伊「うを！こんな物もあんのか！」



『ふふっ、勿論。皆との学校生活は一生に1度きりだからね。心の中の思い出と、現像した思い出が欲しかったんだ』



降「A……」



『それでね。皆にお願いがあって………』



萩「お願い？」



『うん……。これ、最後のページ開けてあるんだ〜…』



諸「あっ。本当だ……お願いってこのページと関係あるの？」



『うん……ココに皆の言葉を入れて欲しいの………今、この瞬間を1ページとして残したいんだ。
皆がここに居て、学校生活最後の私達6人の記念として』



松「……………いいんじゃねーの？卒業アルバムみたいで」



萩「あ〜、それ懐かしいな！面白そうじゃん！」



伊「俺たち6人だけの記念か……特別な感じで悪くないな」



諸「じゃあ銘板前で撮った写真も貼ろうよ！」



降「流石景。いいアイデアだな」



『っ…へへ………じゃあ皆書いて書いて！見るのは明日以降だからね！！』








皆がアルバムに文字を入れていく中、私もペンを走らせた。

卒業してもまた、この5人と集まって……馬鹿みたいに騒いで、1番この皆が最高だって思えるように……

動かすペンに思いを込めた


また……いつか…………。
皆が立派な警察官になって、成功できるように………


その時は、私も皆が自慢したくなるような警察官になれているのかな………

そうだといいな〜………

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