【名探偵コナン】オークションに潜入するとずっと連絡の取れなかった同期が出品されていた (ページ22)

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────数年前ページ22

『陣平、これココに視点を変えれば面白そうじゃない？』

松「いや、それなら左のコードを右の」

『ここ？』

松「そそ。そんでダイヤルの噛み合わせをずらして……」

『なるほど……じゃあモニターにも工夫して』

松「おっ、それいいな。だったら」

萩「……降谷ちゃん。あれ2人何してんの」

降「さぁな。僕は関わらない方が得策だと思って触れてない」

諸「何か、爆弾作ってるって言ってたよ。」

萩「ば！」

降「爆弾！！？」

『…………できたー！！』

松「これであのクソ教官を……！」

萩「ちょいちょいちょい！何してんの陣平ちゃん！Aちゃん！」

『……何って、ねぇ』

松「なぁ〜」

萩「ちょっとそれ貸しなさい！！」

『っあ！萩それだめ！！』

萩に私と陣平の手から、さっき作った爆弾を奪い取られる
零と景と萩に囲まれるように爆弾を囲まれチカチカとモニターが点滅する

松「お、おい！早くそれ返せ！」

『萩やめて！』

萩「うるせぇ！爆弾作ってるって聞いてほっておけるか！」

『？？』

松「？？」

『爆弾？』

松「爆弾って何の話だ？」

『さ、さぁ……』

諸「何って爆弾作ってるって言ってなかった？」

『爆弾も何も、火薬使ってないよ？それ以外の設備なんてココにないし』

松「俺たちが作ってたのは」

私と陣平が爆弾に着いて説明しようとした時、囲まれた中からカチッと言う音が聞こえ私と陣平は顔を見合わせた

『陣平。逃げよう』

松「だな。俺たちは無関係だ」

私と陣平がクラスから出た瞬間ｼﾞﾘﾘﾘと大音量の音が鳴り響いた。

『だから言ったのにー！！』

松「あいつら絶対怒られんだろうな！！」

『にしてもうるさーーい！！』

松「そりゃあ最大音量だからなぁあ！！」

耳を抑えながら廊下を全力疾走してる私達が作ったのは鬼塚教官に対してのイタズラで、
最大音量で鳴る目覚ましだ。
止めるにはモニターに映る謎を解かないといけないが、モニターの一部を消しているから文字を解読するにも時間がかかる品物だ。

因みにその答えを知っているのは私と陣平だけ。

『おっ…やっと静かになってきたァ』

松「この距離まで聞こえんのか……」

『今頃クラスは大惨事だね〜』

松「俺達は止めたもんな〜」

「ほぉ……この原因はお前らか」

松「『ゲッ』」

鬼「お前ら覚悟しとけよ？」

『私達悪くないのにぃぃ…』

今日も平和。
………………多分？