･ ページ22
日「研磨ぁぁあ！！」
研「あっ、翔陽。」
日「また良い試合しような！！」
研「うん。そう…………Aｯ」
『…………久しぶり…研磨くん』
音駒高校バレー部主将の黒尾先輩と研磨くんが校門前に居る姿を視界に入れたひなは、一目散に研磨くんの傍へと駆け寄った。
ひなに話しかけられた研磨は何処か嬉しそうな視線をしていたことに、うっすらとだけど気が付き、澤村さんの後ろから見ていると、私の姿に気が付いたのか瞳孔を開き私へと近付いてくる。
研「Aっ、どうして……ｯ」
『ぁっ…………えっ…と……』
研「何も言わずにどこか消えたから皆─────」
『んぶっ、ｯ』
研磨が心配そうな視線を私に向け話していると、急な衝撃が私に襲い視界が真っ暗になった。
何が起きたのかよく分からなくて、衝撃の正体から顔を剥がし上を見上げる
『………くろ、ぉ…せんぱ…』
黒「………うるさい、少し黙ってろ」
『ん"っ…んぅ………』
大「おい……ちょっとそこのでかぶつ」
菅「うちのAから今すぐその手を離せよ〜、激辛食わせんぞ？？？？」
月「黒尾さんってそういう事する人だったんですねぇ〜…。ふっ」
黒「えっ、ちょ…俺とAは元々…！」
大菅「「問答無用！！！！」」
黒「あ"ぁぁあぁあぁぁあ！！」
私から黒尾先輩を引き剥がし、隅っこに連れて行かれたと思ったらなんか始まった。
そんな光景を見ていたら、視線が刺さった気がしたけど、その視線の先には何もなくて気のせいだったみたいだった。
山「Aさんセコム凄いね……」
『ぇっ、うん〜…………そうかな……』
山「あのツッキーでさえ、Aさんに興味を持ってるんだもん」
『んっ……ぅ…？』
山「多分気になるんだと思う……Aさんの事。」
『……なる、ほど…？』
山「ふふっ…だから、なにがあっても大丈夫だよ。」
『…………うん…っ』
山口君に頭を撫でられて、目を細める。
その時、また視線を感じて視線だけを向けるも視線の先には何もなくて私は小さく首を傾げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とむ - 一番好きなストーリーです‼︎更新ファイトｫ〜〜❣️ (4月5日 0時) (
レス) @page30 id: 2262dfa315 (このIDを非表示/違反報告)
空 - マジおもしろいです❗更新頑張ってください❗応援しています🎵 (3月24日 19時) (レス) @page23 id: 139b425bec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みらい@ﾏｻｲ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時：2024年2月25日 14時
