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田「オウオウオウ!そっちこそウチの一年に何の用ですかコラ」
日「田中さん!?」
「なんだコラ」
田「やんのかこらシティボーイコラァ」
菅「やんのか。ってやるんだろ。これから試合なんだから」
「山本。お前すぐ喧嘩ふっかけるのヤメロ。バカにみえるから」
田山「「………」」
「なんかすみません。恥ずかしい奴居て…」
菅「うちもスミマセン。お恥ずかしい」
『似た奴には似た者が集まるもんなんだな〜……今のうちに離れとこうぜ研磨、日向。』
菅原先輩と音駒の人がお母さんの井戸端会議みたいな会話を始め
今のうちと、二人の背中を押してその場を離れる。
すると少し離れたところに、また別の雲行きが……
黒「今日は宜しくお願い致します。」
大「こちらこそ。よろしくお願い致します」
黒大「「(あ、コイツ。
こっちもこっちでなんかどす黒いな……
ニコニコと互いに手を繋ぐ大地先輩と相手の選手を見て『ハハハッ…』と乾いた笑いが零れた。
すると、チラっと相手の視線がこっちに向いた気がしてビクッと身体を揺らす
大地さんと手を離したクロと呼ばれた男は俺の方に近づくと、両手で両頬をガシッと掴んて来た
『はっ…はひっ!?』
黒「A!久しぶりだな!」
『へっ…?』
黒「髪も短くしたんだな…。すげぇ似合ってる」
ニコリと語りかけてくるこの男。
さっきの大地さんに向けていた笑顔とはまるで違う。作ってない笑顔…
黒「烏野のマネージャー?昔から変わってなくて安心した……また会えてよかった。」
『へっ、え…なにンむっ!?』
え、待って……
今何された……?
い…今……キスされ…………
『ンぬァァア!!』
黒「グヘェッ…!!!」
『な!何すんだテメエ!!おっ、おとッ……っ!す!菅原先輩ィィイ!!』
急にキスしてきた男の頬をぶん殴り、菅原先輩の方へと駆け寄った。
こっちを見ていなかった菅原先輩は驚いたように俺の方を見る
傍に居た音駒の男性も「何事か」と俺が走って来た方向に目をやった
研「ちょ…なにやってんの、クロっ」
黒「何って、好きだった女にキスしただけだろ!?」
『っうぐッ…うぅ……俺は…俺は男だぁぁぁぁああ!!』
黒「ぇ……………はぁぁぁあぁああ!!?!Aが男ぉぉお!!?」
俺とクロの叫び声が、山にこだました。
音駒高校対烏野高校
因縁の再戦
開始…!

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黒猫(プロフ) - 続編希望です!大変だと思いますが待っています!! (7月15日 1時) (レス) @page30 id: 1007c929f5 (このIDを非表示/違反報告)
暁 朱雀(プロフ) - 続編希望です!いつでも待っています!! (7月15日 0時) (レス) id: 1c80823389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいね(プロフ) - 続編希望です!楽しみに待ってます! (7月14日 23時) (レス) @page30 id: a12d659be7 (このIDを非表示/違反報告)
碧輪虹(プロフ) - 続編希望です!!よければお願いします🙇♂️ (7月14日 22時) (レス) id: 617399aba6 (このIDを非表示/違反報告)
みらい@マサイ(プロフ) - コメントにて、続編希望者が居た場合かきたいと思います。 それまで完結扱い (7月14日 21時) (レス) id: b5937c566a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2024年7月2日 20時